2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

文学と数学

実家に行ってきた。 実家には、(すべてではないが)文学全集がある。 私が高校時代、「読みたい」と思った巻を、親にねだってまとめ買いしてもらったものだ。 当時、かなりの値段であることはわかっていた。 おそらくは、値段的な問題で、少々引き気味だっ…

文学と相対論

息子と本屋さんに行った。 ファンタジーもの(ドラゴンとか魔法とか)はよく読むのだが、文学作品を全然読まないので、 せめて春休み中に1冊読ませようと。 ところが、驚いたのだが、自分が少年時代にあったような小説がほとんどなくなっている! まあ、人の…

社会をもう一度?

最近、算数ばかりになっていた。このブログも。 で、今日、娘の社会の問題を見たら、難しい。 社会の勉強、ちゃんとやらなきゃいかんかな。

お休みで海

今日は、私の仕事が休みで子供たちも春休みなので、お昼に近くの海に行った。 (妻はお仕事ご苦労さん。) 私は、子供の頃から海が好きだった。 海に行けるのは、夏休みに2回くらい、親に連れて行ってもらうときだけだったが、 それが本当に楽しみでしかたが…

高速大量学習法

私は、前に、高速大量学習法に感心したと書いた。 その気持ちは今でも変わらない。 しかし、高速大量学習法は、(工夫しなければ)上記のような思考力の訓練にならないのではないか。 目の前に受験がぶら下がっていれば、高速大量学習法が、おそらく最適であ…

思考の期間・その3

「短時間に発揮する(集中する)思考力」と「長期間考え続ける思考力」の最終回。 短距離走のスピードで長距離を走りきれないように、短時間に発揮する思考力を長期間 もたせることはできない。これらは、違うタイプの思考力なのだ。 たとえば、「1つの問題…

終業式と成績表

今日は娘の終業式だった。 この季節、何かと話題になるのが、成績表。 私の子にしては、二人とも上出来だったと思う。 先生方、ありがとうございます。 で、親としては、子供の友達の成績が、まあ、その、ちょっとばかし、いや、あくまで、 ちょっとばかしだ…

思考の期間・その2

「短時間に集中する思考力」と「長期間考え続ける思考力」の2つがあるのではないか、 そして、どちらかではなく、両方必要だと思えるということを書いた。 「短時間に集中する思考力」は、ちょっと意味がわかりにくいので、 「短時間に発揮する思考力」と言…

関連して

塾や予備校で教えていた当時から、私は、「計算規則の理由をわかった気にさせる → 計算練習をさせる」 という順序で教えていた。 ここで、「計算規則の理由をわかった気にさせる」というのは、あまり長々と説明せず、ごく簡単に要点を 示して、しかし、ウソ…

計算規則の理解

(昨日の「思考の期間」の続きは、後日書きます。) 分数の扱いとか、正負の数の扱いとか、解の公式とか、算数・数学には、いろいろな計算のやり方 (以下「計算規則」と書きます)がある。 そのような計算規則は、その規則が成り立つ理由をきちんと理解させ…

思考の期間

思考にも、短距離走と長距離走のようなものがあると思う。 つまり、「短時間に集中する思考力」と「長期間考え続ける思考力」があると思うのだ。 「短時間の集中する思考力」とは、たとえば、テストのときなどに必要とされる思考力。 「長期間考え続ける思考…

卒業式

今日は、息子の卒業式。 息子よぉぉぉ、よかったなあぁぁぁ。 先生方、本当にお世話になりました。 ありがとうございます。 中学校に行くことに関する息子のコメント。 「一人(受験した)を除いて全員が同じ中学校に持ち上がるだけだから」。 そうか。言っ…

子供の話

最近、「子供がこんなことを考えた」という話が多くなってきました。 実際には、子供がたくさん言っていることの一部のみを書いているに過ぎません。 そして、その中には、かなりのトンデモな発言もあります。 たとえば、「素数の法則を見つけた(だったかな…

放物線

放物線について、調べたこと。 (もちろん、その道の人には、当然なことだと思いますが。) 放物線上の好きなところに2つ点A、Bを取る。 その点で接する接線の交点をCとする。 すると、Cのx座標はAのx座標とBのx座標の真ん中になる! また、図のように点D、E…

先生の教え方、わからないということ

「あの先生の教え方がよくなかったので、アレを理解するのに時間がかかった。 アレは××××××××××のように教えた方がよい。」 という話をよく聞く(見かける)。 アレには、三角関数やら微積分などが入る。 ××××××××××には、その教え方が入る。 実際問題、その…

勉強食わず嫌い・その2

以下、続く、、、なんて書いてしまったが、そんなにたいそうな話でもなかった。 まず、言いたかったことは、勉強にも「食わず嫌い」があるということだ。 えーと、「勉強すべてが嫌い」という話ではない。 「食べ物のすべてが嫌い」という人の話をしているの…

「初等代数学 硲文夫著」を(ざっとだけ、問題もやらずに)読了。 有限体なんてほんとうに興味がなかった(食わず嫌いだった)けど、おもしろいもんだなー。 まあ、ほんの「はじまり」だけで、しかも硲先生の説明がうまいからだと思う。 ところで、この内容…

勉強食わず嫌い

私には、かなり、食べられないものがある。 「ええ?○○が食べられないの?どうして?うまいよ。食べてみなよ」などと言ってくれる人も いるが、食べられないものは食べられない。 そもそも、厳密な意味での「食わず嫌い」ではない。 私は、自分が普段食べな…

算数とアルキメデス

娘と一緒に通信添削の問題を解く。 (親が手伝ってもよいとのこと。) 難しくて泣きそうになった。 もう少しやさしくしてくれるといいんだけどなあ。 息子は、「アルキメデスの求積法(放物線と直線で囲まれた図形の面積の求め方)」 (私がどこかで聞きかじ…

ミニ発表会

「道場」の引越しに伴う、娘のミニ発表会。 とても上手だったと思う。本人も、かなり手ごたえがあったよう。 お父さんは、うれしい。 午後、息子はずっとキットの「ロボット」を組み立てていた。 最初はぎこちなかったハンダ付けもかなり上達した。 夜になっ…

算数の日

今日は、土曜日なのに、少々仕事があって、あまり家にいられなかった。 それでも、家に帰ってきて、息子とパスカルの三角形で盛り上がった。 栗田先生の本(数学に感動する頭をつくる)に、数学が得意になるには、まず、 「数学に熱中する時期がくる」という…

「私がした苦労」の続き?

人生の選択はさておき、勉強の世界では、私は、社会科、漢字、計算に苦労した。 それから、英語も(受験科目としては)なかなか大変だった。 あと、理科の生物系かな。 子供たちには、これらの苦労をさせたくないと思う。 でも、「お父さんは、社会科で苦労…

2つのfarewell

とても苦手だ。たいてい失敗するし。 でも、今回は、2つともうまくやれたと思う。 みなさん、お元気で。 娘が「最近、お別れ会多いね」と言う。 そうだね。3月は、そういう季節なんだね。

「自分のした苦労をさせたくない」と言ってはいけないという話

子供がまだかなり小さかった頃に読んだ育児書に、 「自分はこれこれで苦労した。子供にはその苦労はさせたくない」と 子供に言ってはいけない という意味のことが書いてあって、いたく感心したことがある。 幼児期の育児関係のことは、本当に、ほとんど忘れ…

リコーダーとnCm

娘が、リコーダー(昔は、タテ笛といった)の練習をしていた。 「女子としては、自分は、リコーダーがヘタだから」と。 なんだかおもしろい理屈だ。 「女子は、リコーダーがうまくて当然なの?」と聞くと、「まあ、なんとなく」と言う。 そう言えば、自分が…

このブログへのコメント

このブログに書いてある「教育論(もどき)」やら「教育方法論(もどき)」は、すべて、 自分の子供のために考えているものです。「他のお子さんにも適用できたらいいな」とは 思っていますが、もちろん、その保証はないわけです。 まして、「適用できる」と…

燃え尽き症候群

そう言えば、ちょっと前まで、本屋さんに行くと、ささっと教育書コーナーにいって、 「何かいいの出てないかなー」と楽しみに見てまわったのだが、最近は、あんまり そういうこともなくなった。だいたい、(パラパラっと見て、買わなかったものも含めて) 見…

数学に恨み?

世の中には、「数学に恨みを持っている人」が、結構、いるような気がする。 地位を手に入れた人たちの中に、そういう人が混じっていると、実に、難儀なことである。 そういう人たちは、恨みを持つくらい数学ができなくても、地位(やお金)を手に入れられた…

本来の仕事

就職して、「社会人」とは、実に非生産的な書類書きをしなければならないのだと知った。 (学生時代、「形式的な書類」は、誰かが書いてくれていた。) しかし、それが仕事であり、そういう書類を書くことで給料をもらっているのだと思えば、 苦痛ではなくな…

塾やら名前やら

今日、息子は、友達と話をしていて、かなりの子が塾に行っていることがわかったという。 中学受験塾ではなく、高校受験塾。 青田買いというのか、小学生(6年生後期?)のうちから、中学生の勉強をさせるらしい。 「マイナスのまじった計算を死ぬほどやらさ…