算数の日

今日は、土曜日なのに、少々仕事があって、あまり家にいられなかった。
それでも、家に帰ってきて、息子とパスカルの三角形で盛り上がった。
栗田先生の本(数学に感動する頭をつくる)に、数学が得意になるには、まず、
「数学に熱中する時期がくる」というような話があった。
正直なところ、「そんなことあるのかなー」と、半信半疑だった。
が(早いような気もするが)、今、息子に「それ」が起こっているような気がする。
 
息子が、「パスカルの三角形」とか「メビウスの帯」とか、「誰それの何」という
のが多いね、と言う。なるほどねえ。
私は、他に、「クラインの壷」「デデキントの切断」「シュレディンガーの猫
なんかがあるよと言っておいた。あ、そうだ。「隣のトトロ」ってのもそうだな。
 
朝、なんとなく、娘に「勉強の中心は算数だよ」と言った。
深い意味はないのだが、私はやっぱり算数・数学好きだし、ウチはそんな感じかなと。
ところが、娘は、「勉強の中心は国語だよ」と言う。
「いーや。勉強の中心は算数だ」と言うと、負けずに「勉強の中心は国語」と言い返す。
娘は、「国語、算数、理科、社会って言うでしょ。最初が国語でしょ」と言う。
私は、「国語、算数、理科、社会なら、算数と理科が中心じゃないか」と言った。
そんな話をしているうちに、とうとう、娘は本気で怒り出してしまった。
うん。ごめん。やりすぎた。
(息子にコメントを求めると、かなり困っていた様子。そして、「算数は勉強の中心。
 国語はすべての勉強の土台」なんて、優等生な答を出していた。)
 
娘は気が強い(ときどき、それが心配になることもある)。
そして、自分同様に気の強い女の子と仲良くなる。
「自分の意見にすぐ賛成しない子の方が、楽しく遊べる」というのだ。
でも、お父さんには、すぐ怒るんだよな。