2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

思うこと

思うことがある。 こんなことを書くと、ちょっとアレな人に思われるかもしれないので、控えていたのだが。 それは、「最近、人々が、妙にイライラしていて、怒りっぽいと感じる」ということだ。 昔、「キレやすい若者」という言葉が流行った。 たしかに、一…

1年以上前だが2年以上は前でない話

最近、ようやく使い始めたフラッシュメモリを見ると思い出す。 あるとき、若者(以下、「若」と略記するが、往年の相撲取りではない)が私の データをほしいと言ってきた。「でも、今、ちょっとメールが使えない」と。 私「あそ。じゃ、フロッピー持ってきて…

いろいろ

最近かかわっていたプログラムのメドがついた。 昼、半ズボンをはいていると、息子が、「(脚の)毛が見苦しいから、 半ズボンはやめてくれ。半ズボンは子供がはくもんだ」と言う。 「お父さんは少年の心を忘れていないんだよ」と言うと、 「今すぐ忘れてく…

ワカルvsナレル2

人間には限られた時間しかしない。 だから、何をすべきか、何をすべきでないか、決めなければならない。 それでは、ワカルとナレル、つまり、理解と習熟。 どちらをどの程度重視するか。また、順番をどうするのか。 もちろん、簡単に言うことはできない。 前…

娘の友達の話と図形の問題

娘が、友達の話をしていた。 「頭がいい(当然、成績も良い)のに、図形の問題は苦手なんだって」と。 私は、先日書いた「雑談」の内容がひらめいた。 「○○ちゃん(その子)は、図形は苦手だけど、計算は好きとか?」と聞くと、 「うん。計算問題は好きだっ…

中学生の数学の参考書に感動した

上記のような話題を繰り返したのには、理由がある。 実は、今日、中学一年生の数学の参考書を読んでいて、いたく感動したからなのだ。 それは、三角形の作図の問題だった。 以下のような三角形を作図せよ。 1.AB = 3cm BC = 5cm CA = 4cm 2.AB = 3cm BC = 5c…

ワカルvsナレル

で、おそらく、反復ものだと思うのだが、ワカル(理解する)とナレル(習熟する)の話。 教育者の方の発言に、「意味もわからずに反復練習させるのはよくない」というものがある。 たしかに、その通りだと思う。 しかし、私は、むしろ、「意味をわからせよう…

このブログ

このブログは、主に、自分の頭の中を整理するためにはじめたものだが、整理がついた というより、だいたい頭の中身のほとんどが「暴露」され、もう新しいものはほとんどない ような気もする。 それでも、なんとなく、このブログを続けて行きたい。 以前から…

左門豊作の法則

昔、同世代の子供たちのほとんどが見たアニメ「巨人の星」。 主人公星飛雄馬のライバルのひとりに左門豊作という人がいた。 見るからに、その、まあ、なんと言うか、ドンクサーな人なのだが、星飛雄馬が 投げる「消える魔球」の正体を考えていて、80%までわ…

ガロア理論(の初歩の初歩)に苦戦

最近、志賀浩二先生の「数学が育っていく物語」と杉浦光夫先生の「解析入門1」を 読んでいる。(と何度も何度も書いている。) 「数学が育っていく物語」は、読み物風なので、通勤電車の中で。 「解析入門」は、週末、家族サービスの合間をぬって、妻に怒ら…

知識・技能・思考力4

誰もが思考力をほしいと思う。だろう。 しかし、前回の結論が正しいとするなら、「思考力一般を鍛える方法」など あるかどうかわからないのだから、そんなものは探し求めない方がよい、 ということになる。 数学の学力をつけたければ数学の勉強をすればよく…

知識・技能・思考力3

運動神経の良い子がいる。 彼らは、どんなスポーツでも、たいていは、はじめからうまくやってのける。 そして、本気になれば、選手にもなれる。 私のような鈍には、心底、うらやましい。 同じように、「思考力神経」とでもいうものはないだろうか。 別に、そ…

知識・技能・思考力2

前回書いた「知識だけは豊富にある、が、思考力はない、自分で発想する ことはまったくできない人間」というのは、本当にいるのだろうか。 世の中は広い。だから、確かに、そういう人もいるのだろう。 しかし、私は会ったことはない。 たまに「見かける」の…

知識・技能・思考力

国語の考察は、もう少し(かなり?)、あとで。 今日は別の話。 よく「知識と知恵(たぶん、総合的な思考力)は違う」などとと言われる。 これは、「知識」を低く見、「思考力」を高く見るということだろう。 そのご意見は、ごもっともである。 誰でも、自分…

先取り学習vs先行体験12

ここまで書いてきて考えた。 先取り学習ってなんだろう? それは、主に、算数・数学の話のような気がする。 また、英語の早期教育もある。 それから、地理や歴史の勉強を早目にはじめることか。 英語の早期教育は、たとえば、ピアノのような「習い事感覚」も…

自分の客観性

私は、大学で2年半ほど、ゆる〜い空手をやった。 その後、30年くらい、数年単位の休みを挟みながら、自己流に変形した ヘッポコ空手を続けている。 と言って、突き(パンチです)を20回くらいすると疲れて休んでしまうという、 とんでもないヘッポコ空手だ。…

友人と飲んだ

相当、久しぶり。 コンパイラについて熱く語り合える知り合いはそんなにいないので、 そういう意味でも、楽しかった。 (職場の同僚は、そういう方面に興味はないよう。) 少々、私がグチり過ぎた気もするが、最後は、最近の日本人から 「勤労の徳」が失われ…

1の100乗

もひとつ、息子話。 最近、息子が、「(数学的)帰納法を学んだ」と言う。 中学の先生に勧められた本の最後の方に載っていたというのだ。 「中学1年生で帰納法は早いだろう」とも思ったが、ちょっと遊んでみた。 中学校で習ってきた「1の100乗は1」というの…

私のSF

夜、私が中学生時代に考えた(それから、たしか高校生くらいまで考えていた)SFの プロットを話した。なんとなく思い出したので。 娘はすぐに興味を失った。らしい。 妻は、途中から聞いてなかったようだが、終わってから、「それ、何才ぐらいに 考えたの?…

発表会

今日は、子供たちと妻の某習い事の発表会。大成功だった。 発表会前、たまたま発見された息子の数学のテストについて、少しもめてしまった。 つまらない計算ミスをしてるので叱ったのだ。 「計算ミスを叱る」というのは、なんだが、まあ、これについては、歴…

子供に苦労をさせよ(自戒)

子供たちには次のように言いたい。 あくまで、私個人の方針として。 1.能力を開発しなさい 計算練習でも漢字の書き取りでも、あるいは、「応用問題」でも。 2.孤独に耐えられる人になってほしい 孤独になってほしいとは思わないが、1人で立てる人になってほ…

授業参観

中学校の授業参観だった。 小学校に比べて、 1.見学する親の数が少ない 2.ちょっとだけ無愛想な先生もいる(ご、ごめんなさい) 3.特に見せる授業をしていない と感じた。 小学校では、親御さんたちが黒山の人だかりになって、教室から あふれた人たちが廊下…

数学が苦手になったわけに思い至り、解決する

このブログでずっと「私は数学が得意」みたいなことを書いてきたが、 よく考えてみるとそれは高校までのようだ。 最近、志賀浩二先生の「数学が育っていく物語」を読んでいて、大学からは、 どちらかというと「苦手意識」のようなものがあったことを思い出し…

はじめての定期試験

息子は中学校ではじめての定期試験。 妻に怒られ怒られ勉強している様子。 よしよし。 それにしても、中学校の先生方、なかなかユニークな方が多いようだ。 息子は、日々、「○○の先生がこんなこと言ってたよ」と教えてくれる。 (どの先生も、ゆとり教育完全…

先取り学習vs先行体験11

英語編。 英語の場合、「受験で高得点を取る英語力」と、「実際に会話する英語力」は どうしてもズレているように思う。 が、重要なのは、「実際に会話する英語力」だと思う。 それさえなんとかなれば、受験の方は、自分でなんとかするだろう。と思う。 多く…