(ほぼ)みんなが聞きたい言葉

スポーツの大会が続いてなかなか感動することが多かった。
 
で、ちょっとブラックっぽいけど。
 
みんなが負けた選手から聞きたいと思う言葉があると思う。
「悔いはありません」「みんなと来れて良かった」「感謝しています」的な。
わからないではない。
 
しかし、どうも時間がまいている時なのか、インタビュアーが誘導していることすらあると思う。
「みなさん、がんばってがんばって、ここまで来ました。どうですか?悔いは・・・?」みたいな。
(「はい。悔いはありません」と泣きながら言う以外の選択肢はほぼなかろう?)
そういうのが見たくないので、試合直後のインタビューは見ないようにしている。
それはまあ、見ないから実害はない。見たい人だけが見ればよいから。
 
が、そうもいかないこともある。
そう。教育の話である。
 
いろいろある。
「生徒から聞きたい言葉」を生徒に言わす。
というのは大昔からあったし、やめてほしいものの最上位にある。
が、「先生から聞きたい言葉」というのもある。
「生徒の力を信じましょう」「型にはめてはいけません」「偏差値なんかじゃわからない」など。
全部間違ってはいないけれど、使うタイミングが決まっていて(みんなが望む瞬間があって)、
それはたいてい間違った使い方だと思うのだ。