2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

心臓の毛

大人になりかけているようでまだ子供の娘。 今日、「びっくりして、心臓に毛が生えそうになったよ」なんて言う。 え?何?家族一同大笑い。 それでも、娘は、「だって、ほら、心臓にワサッ」と、擬音まで入れて。 で、「心臓に毛が生えたら、お坊さんを見つ…

数学あれこれ

最近、こればっかだが、「現代数学概説1」が楽しくてしかたがない。 「なあ、お父さんな、18才のときに読めなかった本が、今になって読めるんだよ」と 言ってみると、妻と息子が声を合わすように、 「本当に、18才のときに読めなかったの?」「読んだことを…

「行ったり来たりコース」対策

あくまで私見である。って、いつもですね。 「対策」には、予防と治療がある。 「行ったり来たりコース」にはまりたくないなら、するべきことは、 「普段からのこまめな復習」だろう。 「行ったり来たりコース」にはまってしまったら? そんなときにするべき…

勉強に必要な資質 最終回

「順調コース」と「行ったり来たりコース」。 私が言いたいことは、「行ったり来たりコース」は、誰にでも (天才を除く)起こりうるし、むしろ、普通だろうということだ。 勉強には、4つのフェーズがあると書いたが、進展具合でわけると、 「順調コース」と…

暗算力向上の威力

最近、娘とは、ずっと暗算の練習をしている。 それはそれとして、娘の数学力が、今ものすごく向上しているような気がする。 それには、暗算力向上の寄与も大きいと思う。 (もちろん、それだけではない。) 妻は、「娘はもともと頭がいいの」と言う。 うん。…

勉強に必要な資質3

勉強の進み具合にもいろいろなパターンがあると思う。 おそらく、一番、充実感があって楽しいのは、創出が終わり、伸展・強化が 比較的平穏に長く続く場合だと思う。 それは、たとえば、方程式の勉強をして、だいたいわかり(創出期終了)、 易から難に並べ…

勉強に必要な資質2

勉強には、創出、伸展、強化、変更の4つのフェーズがある。と書いてきた。 これは、私の論の基本だ。 まず、少し、大人が勉強するときの話をしたい。 新しいことを勉強し始めるとき、最初にぶち当たるのは、当然、創出である。 それを抜けると、伸展と強化が…

やったぞ

娘にとって、緊張と喜びの日になった。 そして、私たちにも。 娘は、うれし泣きしてしまったとか。 がんばったなぁ。お父さんもうれしいよ。

勉強に必要な資質

例によって、思い付きである。私の記述について、何も保証はしない。 「足が速いこと」はひとつの「資質」であると思う。 「足が速い」という資質があれば、当然、多くの陸上競技で有利だろう。 また、サッカーやバスケにも役に立つと思う。 辞書を引くと、…

妻の発言2題

朝方、息子が、「理科は1分野の方がやりやすい」という意味の ことを言った。そりゃ、私の遺伝子発動だね。うしし。 が、生物系の妻に聞いてみた。 「ねえ。○○(妻)は、中学生のときどっちが好きだった。 1分野?2分野?」。 すると、「もちろん、生物」。 …

息子の観察2題

息子の観察はおもしろい。 息子によると「生徒会」というのは、GHQが作ったものだという。 しかし、運営の仕方は、日本的とか。 生徒総会は、日本の株式総会を思わせるものがある、と。 で、最近、新たにわかったことは、「現生徒会役員が新生徒会に 大きな…

私の数学雑感2

数学書(特に現代数学概説1)が急に読めるようになった理由。 もちろん、勘違いということもあるだろうが、考えたことを書いておきたい。 それは、主に、気持ちの変化による。 かなり不遜な内容になるが、自分の記録のため。 現代数学概説1の第1章は集合につ…

栗田先生ふたたび2

娘との勉強が充実していて楽しい。 (もちろん、息子との勉強も楽しい。 今は、ほんの少しだけ、一緒に英語を勉強しているだけだが。) 最近、栗田先生の「暗算力を身につける」を一緒に読んでいるのだが、 これがまた楽しい。 この本には、暗算のためのいろ…

私の数学雑感

現代数学概説1の第3章まで(あっさり読みで)読了。 おもしろいなー。 これまで、群とか環とか(の初歩)をいじってたけど、体ってのも おもしろいなー。 でも、あれかな?本丸は「代数方程式の解」? ガロアの理論とやらは、まだ先? それにしても、やっぱ…

今時の若者

最近、ずっと、塾と学校の宿題に追い立てられている息子である。 そんな息子に一言言った。「なあ、宿題が多いからって、ヤケになるなよ。 "俺たちは若いんだよぉ。こんな宿題なんかで青春を無駄にしたくないだよぉ" なんて言ってな」と。(昔の柳沢○吾さん…

娘の数学

最近、「学校の数学がまた楽しくなってきた!」という。 これまで、「いつまで同じことをしてるんだろう」と感じていたらしい (すみません、悪気はないんです)のだが、新しい範囲にはいって とても楽しいという。 いや〜、よかった。

栗田先生ふたたび

本屋さんで新書でも読もうと思っていると、「暗算力を身につける」と いう本が目に。 「いやいやいや、暗算力は100マス計算で十分。もう、卒業」と思いつつも 手に取ると、「最近の学校では暗算が迫害されている」というようなコラムが。 う。読んでみたい。…

娘のお父さん塾

最近、娘に対するお父さん塾が、軌道に乗ってきた。 娘が、生活の中で「勉強したこと」を自然に使うようになってきたのだ。 すばらしいよ! それから、暗算を嫌がらなくなった。 数学の問題を解いていても、暗算で答を出す。 いや、ほんとに、すばらしい! …

集合の話おまけ

なんだか、プログラムを書いちゃった。 たとえば、「1から100までの整数で2と3で割り切れ、5で割り切れないもの」を 出力するなら、 >syugo.exe 1 100 / 2 3 ! 5 のように入力すると、 1 : 6 2 : 12 3 : 18 4 : 24 5 : 36 6 : 42 7 : 48 8 : 54 9 : 66 10 : …

集合はなぜ必要か

大人編ではなく、子供編。 「なぜ、子供時代に集合を学ぶべきか」の私論。 子供時代の「集合」だから、無限なんか扱わない。 たとえば、「1〜100までの数のうち、2でも3でも割り切れるけど、 5で割り切れない数はいくつある?」という問題があったとしよう。…

娘の選択

娘は、コブ○ロのファンなのだが、最近、いきもの○かりも 好きだという。 うん、うん。なかなかいい趣味じゃないかね。 「今、どっちのCDを買おうか、迷ってるの」と。 いい子や。ああ、本当に、いい子や。 お父さん、いきもの○かりのCDは買っちゃおうかな。 …

自家製数学教育現代化3

息子が、こんな話をした。 息子の中学で、A○○(某アイドルグループ)ファンは、2次元(まあ、 その、アレなアニメなど)が嫌いで、2次元ファンは、A○○が嫌いだと。 う〜む、相変わらず息子の観察はおもしろい。 それはそれとして、娘と数学のお勉強。で、娘…

勉強をはばむもの イメージが違う

最近、数学の本が読めるようになって、天狗の私である。 では、今ままでどうして読めなかったのか、を考えたい。 それは、「私の中の数学のイメージ」と「数学の本の中の数学」が 異なるものだったからだ。 (「数学の本の中の数学」が「本当の数学」かどう…

15の私

息子に、高校受験時の私のこと、思い出す限り言ってみた。 え〜と。正直に言うとね。とにかく、覚えものは苦手だった。 社会の年号とか、国語の漢字とか、あ、理科も消化酵素みたいなのな。 でも、数学は好きだったな。あ、でも、計算は嫌いだったんだ。ほん…

自家製数学教育現代化2

よくよく考えてみて、結構驚いた。 それは、「現代数学概説1」(弥永昌吉、小平邦彦)。 これは、30年以上前に購入し、ぜんぜんわからなかったのだが、なんとなく 捨てがたく、家に残っていたのだが、またまたなんとなく読み始めたもの。 その前に、まじめに…

自家製数学教育現代化

最近、再び、数学教育現代化に興味を持った。 どうやら、スプートニクショック(古っ、なつかしっ)に端を発し、アメリカの SMSGというグループが主導し、全世界(ソ連は微妙?)に広まったもので、 すぐに否定されてしまったものらしい。 なにしろ、数学教…

私の勉強

何かうまく行きそうになると、欲をかいて手を出しすぎるのが私の 悪い癖であるので、今回は、慎重に、現代数学概説に集中しようかな、 なんて思いながらも、またまた、集合の本をちらちら見たりしている おろかな私である。 「しっかり読み」ではなく、「さ…

息子の勉強

相変わらず塾である。 「もっと休めよ〜」と思うほどだが、それでも、宿題は大変そう。 先日、塾の先生に、「ご家庭ではどうですか」と聞かれた。 「いや、(どうですかもなにも、)一生懸命ですよ」と答えたところ、 先生も安心されたようだった。 無理せず…

娘の勉強

夏休みの後半から、諸般の事情で、英単語覚えはお休み中。 が、同じ単語集の復習に入っているので、いいかな。と。 新100マスは、学校がはじまると、朝は無理ということで、夜に1回だけ。 ほそぼそと、しかし、めげずにやっている。 (私流のんびり)英単語…