娘のお父さん塾

最近、娘に対するお父さん塾が、軌道に乗ってきた。
 
娘が、生活の中で「勉強したこと」を自然に使うようになってきたのだ。
すばらしいよ!
それから、暗算を嫌がらなくなった。
数学の問題を解いていても、暗算で答を出す。
いや、ほんとに、すばらしい!
 
もちろん、偉いのは娘である。
 
子供に勉強を教えていて、本当にやりやすいのは、「暗記の強要」だ。
「これこれを覚えなさい」というやつだ。
なにしろ、大人は「やれ」というだけで済み、しかも、暗記に使った
メモやノートはチェックしやすく、最後は、テストをすれば実際に
覚えたかどうかちゃんと確認できる。
そして、もちろん、暗記は重要だ。
 
しかし、やりすぎてはいけない。その理由は、
 
・勉強に対する理解がゆがむかも。
・やりすぎると勉強が嫌いになるかも。
・暗記よりもっと大事なことがある。
 
にもかかわらず、大人にはやりやすいから、「やる気」のある大人ほど、
そっちの間違った方向に行ってしまいそうである。
(子供の状態を無視してトレーニングを強要するスポーツ指導者と
 同じである。)
 
もちろん(?)、「暗記の強要」が必要なときもある。受験とか(笑)。
しかし、そういうことは、塾の先生がうま〜くやってくれるので、
親は、(あまり)しなくてよいようだ。
少なくとも、私は、「強要」にならないようにしようと思う。
(もちろん、「これは覚えなきゃね」ということはよくある。)