2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

私の学力(数学力)観・その5(最終回)

2次方程式 2次方程式と言えば、解の公式だろう。 現在は中学生の数学からはずされているという。 しかし、2次方程式の解の公式は、次の意味で有用だと思う。 (1)2次方程式が解ける 公式を使わないと、平方完成という方法で解くことになる。 そっちの方が大変…

私の学力(数学力)観・その4

数学をスポーツのアナロジー(類推、対比)で、 1.基礎体力 2.技術 3.戦略 のように分けて考えてきた。 これから技術の話。技術の話なので、個別に。 それと、「中学生の範囲まで」で。(子供がまだ小学生なので。) 集合 私は、中学校の数学で集合を習った…

娘自慢・息子自慢(ごめんなさい)

私が数学を偏愛するためか、子供たちも、算数・数学に関する話題が多くなってきた。 娘は、「今日、学校で、算数の時間にほめられた」と、うれしそうに話してくれた。 「(大人の言葉で言うと)2つの数とその和の関係は?」という出題に、娘は「A + B = 和」…

算法少女読了

「算法少女 遠藤寛子著」の読み聞かせ終了。 途中、ちょっとあきられたかな、と思ったが、最後は盛り上がった。 娘は、「この本、みんなに見せたいから、学校に持っていっていい?」と。 お父さんはうれしいよ。 この本はアニメ化してほしい。 「耳をすませ…

私の学力(数学力)観・その3

最近の言葉だと思うのだが、地頭(力)という言葉がある。 ちゃんとした定義はないと思うのだが、記憶している知識の量や計算の速さ・正確さなど とは違う、「地の頭の良さ」を示す言葉だと思う。 この「地」は、おそらく 「これがあの人の地だ」(「これが…

小学校

モーレツに私立小学校の経営者になりたい。 (あ、別に、そんなお金があるわけではありませんので。ただの願望です。 それと、「今子供たちが通っている小学校」に不満があるわけでもありません。 ただ、公立小学校は、制度的に限界があるように思うわけです…

数学が育っていく物語

「数学が育っていく物語 志賀浩二著」の1巻目(「第1週」と言っている)を読んだ。 ものすごくおもしろかった。 この本の内容を、大学1年のときに知っていたら、どうだっただろう。 もっともっと「良い勉強」ができたのではないかと思う。 (数列の収束条件…

私の学力(数学力)観・その2

数学の基礎体力として、計算力とその練習について、言いたい放題のことを書いた。 今日は、もっと言いたい放題だ。 数学の基礎体力として、もうひとつ思い浮かぶのは、図形力とでも言うものだ。 たとえば、平面図形の問題(初等幾何の問題)で、「これとこれ…

私の学力(数学力)観

この辺で、自分の意見をまとめておきたい。 (以下、「数学」と書くものは、「算数」も含めます。 私は、「自分の意見が絶対正しい」とも思いません。 あくまで、現時点での、私見です。) スポーツのアナロジー(類推、対比)で考えたい。 スポーツをするに…

とても楽しい一日だった。

メビウスの帯

今日、息子は、算数の時間、友達とメビウスの帯について話し合ったとのこと。 なんでも、問題を解き終わった子は、算数の教科書に書いてある「発展」(だか、なんだか)を、 小声で話し合っていてもいいのだと言う。 すげーぞ。お父さんは感動しました。

算法少女の読み聞かせ

「読むぞ〜」というと、娘も息子もよってきて、ちゃんと聞いている。 ところが、今日、ある程度読んでから、「今日は、もうちょっと読みたいな」と言うと、 息子は「読んで、読んで」だったが、娘は「じゃあ、私はいいから、(お兄ちゃんに)読んどいて」。 …

夕方、道場に行くも、帯を忘れていて、結局、そのまま帰ってきた。 痛恨のミス。とばっちりを受けた息子に申し訳ない。 で、そのあと息子と将棋。最近、いい勝負をするようになった。 私は、まったくの素人で、ヘボ将棋以下だが、それでもこれまでは圧勝して…

先生を評価する(しない)思い出

妻が、「ブログに書いてやるー」などと言っていた。 えーと。妻は、ブログなどやっていない。と言うか、できるはずがない。 (あれ?いや、できるのかな?オークションとかやってたし。) あれは、最近、私が引きこもってブログを書いていることに対しての「…

算法少女(ちくま学芸文庫版)

前に広告を見てちょっと興味があったのだが、今日、本屋さんで見かけてゲット。 一気に読んでしまった。小説なんて読むのは何(十?)年ぶりだろう。 本当に、おもしろかった。 「江戸時代の算術が得意な女の子」という設定だけで私は大喜びだが、お話として…

栗田先生の再読

休日出勤が続いた。とても疲れた。 が、通勤時間に、栗田先生の「数学に感動する頭をつくる」を再読することができた。 やはり、この本は、すばらしいと思う。 一応言っておくと、栗田先生のご主張のすべてに賛成ということではない。 これは私の習性かもし…

私の教育論の進化・変遷その2

一昨日、塾の「大量高速学習」に感動したところまで書いた。 今日は、その後半。 中学受験塾や各種の学習書出版社は、本当によい教材を出版している。 そのことはこのブログにも書いた。 ちょうど、100マス計算を卒業した頃だったので、それらの教材を使って…

今日はおめでたい日。 私は幸せだ。

寝床でレンガを数える

息子には、私が伝えたくてもなかなか言葉で表せなかったもの、 「数学がなぜおもしろいのか(私の数学観)」がはっきり伝わったように思う。 また、娘も目覚めたようだ。 夜、寝る前に、子供たちと積み上げたレンガの数え方を話し合った。 二人の成長ぶりが…

私の教育論の進化・変遷

私が、急激に教育熱心になったのは、息子の中学受験が話題になってから(1年半ほど前)だと 言われている。妻も子供もそういうのだから、そういう側面はあったのだろう。 しかし、もともと、「子供の教育」は、子供が生まれたときから、最重要案件だったのだ…

結局どうしたか

理科の勉強は「楽しい」と言ったままストップしている。 理由は、私が忙しいから。おいおい。 算数のドリルは、今まで通り、そこそこ進んでいる。 「スピードvsゆっくり」でいろいろ書いたが、結局のところ、なるようになるわけだ。 私があせってもよいこと…

仕事がたくさん

仕事は減ったが、雑用はまだまだ多い。 ひとつひとつこなしていくしかない。

算数の問題

今日、とうとう、そう、とうとう、息子が 「私が小学校時代、もっとも印象に残った算数の問題(2つのうちの1つ)」 と出合った。 それは、図形の面積の問題で、次のようなものだ。 扇形が重なった部分の面積を求めよ。 算数好きの方なら、たぶん、一度は見た…

昨日の会話の続き(そういえば、算数・数学の話だった)

ゆ:良問を選んでゆっくりやれば、他の問題も解けるようになる。 ス:その良問ってのは、全部で何題あるんだ?だいたい、どこにあるんだ? ゆ:・・・ ス:問題数がわかれば、可能な勉強時間を問題数で割って、1題当たり、その時間を割り当てればいい。 簡単…

中学校

4月から息子が通う中学校(公立)に行ってきた。 息子をよろしくお願い致します。

反対の方針

私は、2つの相反する方針のどちらかを選べないことが多い、という話を前に書いた。 最近、悩むのは、「スピードvsゆっくり」である。 私は、最近聞いた、テンポよく、どんどん問題を解いていく方法にかなり惹かれるものがある。 わからなければ、すぐ答を見…

ここまでのまとめ?

えーと、そもそも、主要教科について、テスト(子供のチェック)をどうするか考えるということだった。 それが、いつのまにか、理科の勉強方法の話になって、実際に理科を勉強してよかったよ、と。 流されてる。流されてるよ、俺。みたいな。まあ、いいか。 …

泣かれた

今日は、昼間、ヒマそうだった娘に、国語の問題を解かせた。 理科の勉強の前。息子は友達の家に遊びに行っていた。 と、突然、最近見ないような大泣きをして、「もうこんな勉強しない」と言い出した。 泣き出した理由は、よくわからない。 やっていたのは、…

理科楽しい

見切り発車の理科の勉強。 (予定としては、)時間のある日に数分だけ、理科のお勉強をしようというもの。 お題は、「植物の分類」。 アブラナの花の枚数なんてどうでもいいと思っていたが、子供たちと話すと、楽しい。 ダイコンもキャベツもアブラナの仲間…

「子供に勉強することの意義を説明しない(し過ぎない)方がよい」

「下流指向 内田樹著」の中にそのようなことが書いてあり、なるほどと思った、と書いた。 以下は、私流の意見・感想である。 (内田先生のご意見と私の意見を明確に区別できないので「私流」と書きました。 もし、上記の本と同じ内容なら、それは著者である…