2018-01-01から1年間の記事一覧

(ほぼ)みんなが聞きたい言葉2

日本が隣国に泥沼の侵略戦争をしかけていた頃。 あるいは、真珠湾襲撃の頃。 「この戦争は負けそうだからやめよう」とは言えなかったらしい。 もちろん、本当は「戦争は無垢の人を殺すからやめよう」と言ってほしかったが、 そうでなくとも、「勝てそうか」…

(ほぼ)みんなが聞きたい言葉

スポーツの大会が続いてなかなか感動することが多かった。 で、ちょっとブラックっぽいけど。 みんなが負けた選手から聞きたいと思う言葉があると思う。 「悔いはありません」「みんなと来れて良かった」「感謝しています」的な。 わからないではない。 しか…

受験が終わった

娘の大学入試が終わったのが1年前。 息子の大学院入試が終わったのが半年前。 (息子の方は下宿先でのことだから、「受験」をあまり目撃してないが。) 最近ようやく大学入試の(最後に残った)資料を整理することができつつある。 この春になって「あー、我…

朝日新聞

その勇気に敬意を表し、応援いたします。 ここが日本の分水嶺になるかもしれません。

仮想授業2

いずれにしても「桃太郎」が全然頭にはいっていないようなのでもう一度教えてみる。 「今度は単語につまづくことなくいくだろう」と思ったら、まだ同じ単語でつまづく生徒がいる。 それから、「意味はわかるが、おばあさんが川で洗濯というのはおかしい」と…

仮想授業

あなたはニーホン国(日本によく似た、仮想の国)の「外国人を教育する先生」である。 ニーホン国では、外国人に古来の物語を教え、彼らに試験を行い、成績が良ければ合格、 悪ければ母国に強制送還、、、となっていたとしよう。 物語はたとえば「桃太郎」で…

勉強を続けさせる方法案6

(今日の副題:教科書の道、教科の中の道) 普通の教科書は、はじめからおしまいまで真っすぐ読むように書かれている。と思う。 それは、その分野の内容を紹介するための「ひとつの道」だろう。 それでは、それ以外に道はないのだろうか。 と言うと、たいて…

ノートに点数

少なくとも私の子供たちが中学生のとき、ノートに点数がついた。 (たぶん、今でも、そしてこれからもそうではないだろうか。) そのココロは、「テストで良い点を取れなくてもがんばったなら加点するよ」だろう。 ここで「がんばる」とは「きれいなノートを…

勉強を続けさせる方法案5

そもそも、「勉強して楽しい」という環境をなるべく作りたいのだった。 勉強して、 ・「わかるぞ」という気持ちを持ってもらう。 ・「自分はできるぞ」という気持ちを持ってもらう。 であると。 それが、「例題の繰り返し、暗記」でそうなるのか? 「おまえ…

勉強を続けさせる方法案4

私の案は、次の一択である。 まず、 理屈の説明 → 例題の説明 → 同じ例題を解かせる そして、同じ例題が解けなければ、「例題の説明 → 同じ例題を解かせる」を 解けるようになるまで繰り返すというものだ。 こういうやり方を聞くと、瞬間的に感情論的反発を…

勉強を続けさせる方法案3

子供が勉強をやめてしまう理由を考えていて思った。 「それって、昔、ずいぶん考察したことだった」と。 そこから、4つのフェーズ理論を考えたのだった。 しかし、ここでその話は繰り返すまい。 具体的方法として提案したいのは、 子供にスタート(の位置)…

勉強を続けさせる方法案2

なんにしても、「勉強して楽しい」という環境をなるべく作りたい。 「楽しい」とは、この場合、「自己肯定感」に他ならない。 (他の「楽しみ」は、ほとんど役に立たないと思う。) 勉強して、 ・「わかるぞ」という気持ちを持ってもらう。 ・「自分はできる…

やる気教

昨今の日本、特に、若い人とそれに関連している人たちの間に「やる気教」という宗教が 流行しているように見える。 その教義はナゾだが、たぶん、「やる気があればなんでもできる」だろうと思う。 あるいは、「うまくいかないのはやる気がないから」かもしれ…

補足

数学の先生の中に「生徒同士の話し合い」や「反省ノート」を重視する人がいるようだ。 ガチの部活の場合、試合後のミーティングは意味があると思う。 しかし、基本技術すらできてない子供たちに何を話し合わせるのだろう。 それから、「反省ノート」。 基本…

たとへ話2

小学校や中学校の体育でやる集団球技、、、特に、バスケが苦手だった。 苦手だから、コートの端の方をふらふら走っていて、声を出すだけでやりすごそうと思う。 のだが、たまに、球が来る。 すると、どうしていいかわからない「頭の中が真っ白」という状態に…

補足:町の活性化に「正解」はなくとも「解」ある

「答のない問題」という言葉が好きな人がけっこういる。 私はそういうことを大喜びで話す人が嫌いだ。 たとえば、町の活性化方法に、「絶対成功する方法」はないと思う。 しかし、市役所の担当(わかりませんが)職員とかシャッター通りの商工会議所の人とか…

勉強を続けさせる方法案

先日、「勉強したくない理由」を書いた。(いや、まあ、いつも書いてることだけど。) その回避方法に、万能のものはなく、しかし、各個人にあうものはあるだろうと書いた。 その続き。 勉強して「ああ、自分はできない」という気持ちにならない方法はないか…

たとへ話

自分も自分の子供もサッカーが苦手で、そもそもサッカーが好きじゃないんだ。 でも、子供は、どこかのサッカーチーム、なるべく名門チームに入れて、活躍させたい。 どうすればいい? と、友人に聞かれたら、何と答えるだろう? どう答えるかは人それぞれだ…

補足

もし、教科書や問題集を開くたびに、自分の優秀さが確認でき、自分への賞賛が 聞こえてくるなら、「勉強したくてたまらない」という状況になるかもしれない。 実際、優等生のうち幾分かの人たちはそうなのかもしれない。 「ゲームの達人」がゲームセンターに…

勉強したくない理由

たとえば、明日試験だという日。 勉強した方がいいに決まっているのに、したくない。 そもそもいつだって勉強はしておいた方がいいのに、したくない。 ということは、よく起こる。 少なくとも、私にはよく起こった。 それは、テレビや漫画や(今なら、ゲーム…

何度も書いてるけど

数学や理科はそれ自体が楽しい。 変な飾りつけをして楽しくする必要はない。それはニセモノだから。 (楽しくないならやらなければよい。他の誰かがやってくれるよ。) その楽しみをくだらない教育論(という妄想)で子供たちから奪わないでほしい。 数学も…

アクティブラーニングはもう下火?

私の宿敵(笑)アクティブラーニングはどうなってるんだろうと、 ネット検索をすると、すごく昔のしか出てない。 (主体的・対話的ナントカも同様。) やっぱり、始まる前に疲れ切っちゃったのかな? それなら、まあ、良かった。 とは、たぶん、言えない。 …

ちょっと聞いた話

内容が内容だけに、あとで削除するかもしれません。 ご近所さんのお子さんの話。 中学生のときにイジメにあい不登校になった。 そのせいかどうか、成績はふるわず、偏差値のとても低い高校に入った。 が、その高校と肌があったのか(実際、良い高校だと思い…

ちょっとブラックに2

と、書きたい放題だったが、実は、完全に絶望しているわけでもない。 それは以下のように考えるから。 (でも、実は、こっちの方が(ヒダリの私には)絶望が深いかもしれないが。) これまで「知識や技能に関する教育」の大部分は学校が担ってきた。 それが…

ちょっとブラックに

超有名私立大学でAO・推薦入試が増えているという記事を読んだ。 その理由づけとして、大学が「偏差値ではなく、個性で選んでほしい」と。 そう思う気持ちはわかるし、その気持ち自体は正当だと思う。 でも、正当さの陰に本心を隠していると思う。 本当の理…

息子先生2

私「写像の行った先の集合のことなんてよぶの?」 息「コドメイン」 私「うん。でも、それ圏論の言葉じゃないの?圏論使わない人もそう言うの?」 息「知らない。だって、俺、圏論使わない人と会話しないし」 い、いいのか?

息子先生

息子先生に質問した。 のだが、質問内容を明示しようと、ベン図を描いた。 すると、「親父ぃ。あんまりベン図描くのやめた方がいいよ。できない子みたいだから」と。 う。 お父さんも、さ、そんな気はしてたんだよ。 でも、一番、イメージが伝えやすいし、明…

成人式と同窓会

娘は晴れて成人式である。 みなさまに感謝したい。 成人式後の同窓会はどっちに出ようか迷ったようだ。 (なぜ、同日開催なのだろう。) とは言え、とても楽しかったとのこと。良かった。 「私、中学生の頃は優等生だったんだね。思い出したよ〜」と。

息子と娘

子供たちが帰宅していて、とても幸せだった。 それにしても、新幹線のアレで○橋に行った息子と○岡に行った娘。 どちらも大物である。