2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカの銀行で

「その仕組みに気がつかなければ」と書いた。 もちろん、自分で気がついたのではなく、人に教わったのだ。 それは、当の銀行の行員さんだった。 ただし! 最初に私の応対をしてくれた銀行員はケンモホロロで、「さあ、話は終わりだ。出てってくれ」と 言わん…

存在の環 2

石と岩の話はずいぶん哲学的だ。 が、私の話はそこまで哲学的論理的でない話を含んでいる。 というか、その方が主題だ。 ただ、構造は石と岩に似ている、と。 もう1つの例。 私が、大昔、アメリカに行ったときのこと。 どこに行っても銀行口座を聞かれた。 …

引き算 2

引き算の話を妻にした。 すると、「えーと、その問題の何が難しいのかわからいけど、お父さん(←私)には、 譲れない何かがあるのよね」などとのたまう。 えええ。 なので、補足しておきたい。 「公園に7人の子供がいます。そのうち3人帰りました。残りは何…

引き算

前にも書いたが、息子が小学1年生のとき、算数の授業の参観があった。 お題は引き算。 たとえば、「公園に7人の子供がいます。そのうち3人帰りました。残りは何人?」というのは ごく簡単で、足し算を理解した子供ならすぐわかると思う。 これは黒板上の(磁…

存在の環

昔の辞書で「石」を引くと「小さな岩」と書いてあった。 で「岩」を引くと「大きな石」と書いてあった。 これは大変示唆に富んだ事実だと思うのだが、どういうわけか批判する人も多いらしく、 そのせいか知らないが、私が知っている今の辞書は、この辺がウヤ…

教育とは何か

あまりにも嫌な言葉を数多く聞く今日この頃、埋もれてしまって忘れていたのが「教育再生」。 再生と言うからには一度なくなったということだろう。 それはいつのことなんだろうと思っていた。 そしたら、最近、文部科学省様が堂々と「教育再生の実行に向けて…

高台家の人々

もはや漫画ブログですな。 で、4巻出たっ。 ア○ガールが先に出てから、娘と待った1ヶ月。長かった。 以下、ネタバレです。 いや〜、おもしろいや。 妄想の量が減ってる気がするのだけど、結構ポイントをついた妄想で笑えた。 かつ、少女漫画チックな展開では…

アオイホノオ

ネタバレあります。 短期帰省した息子が「アオイホノオ」(島本和彦著)という漫画を持ってきた。 (ただし、3巻まで。) 息子は「この作者、親父と同年代らしくて、親父がよく口にする漫画とかアニメの話が 出てきておもしろいんだ」と言う。 読んでみたら…

すばらしい一日

よくがんばった。 みなさまに感謝。

教育論の多くは妄想である(ような気がする)

私も含めて多くの人が教育について語りたがる。 ここで言っているのは、あくまで、国語算数理科社会的な教育についてである。 たとえば、次のように考える(考えたことがある)人は結構いると思う。 「1日に英単語を10個覚えることは不可能じゃない。それを1…

ちなみに

第3次桂内閣の最後を思ってしまう。 大日本帝国の総理大臣が群衆のデモによって失職するという事件。 「そんなことってあるんだ〜」と不思議に思った。 しかし、それは(もちろん、いろいろ違うだろうが)今のような状況だったのかもしれない。 なんて、歴史…

平和憲法を守りましょう

そういうブログではないのだけれど。 雨の中デモに参加されているみなさん、各地で声を上げているみなさん、ご苦労様です。 私は何もできず、こんなところでブログを書いていますが、みなさんには頭の下がる思いです。 公聴会等で発言する学者さんたちもかっ…

反省している(?)娘

娘は小学校・中学校ではリーダータイプだった。 独裁者である。 が、まあ、実際、娘の判断が一番合理的で、他の子たちもそれがわかっていたよう。 しかし、高校では勝手が違う。 前回の行事でちょっとした部署のリーダーをやったら、反乱にあって大変な目に…

通じ合う人たち

リーダーがあまりにもつらそうな顔をしてるので、娘は「大丈夫?」と聞いてあげたそうだ。 (「聞いてあげた」と言ったかどうか、はっきり覚えていないが、そういう発想だと思う。) リーダーは短く「なんでもない」と答えたそう。 それからしばらしくして、…

娘と娘のすばらしい友人たち

高校生活で最大のイベントが近づいている。 (「受験はどうした?」と言いたいが、まあ、がまんしておこう。) みんなお祭り騒ぎかと思いきや、各部署のリーダーと責任感ある人たちは、 期日に間に合わせるべく、このところずっと深刻な顔をしているそう。 …

「いやそれは違うと思う」と言う人

えーと。勉強の話。 専門家が話しているときに、「いやそれは違うと思う」と言い出す人。 いないだろうか。 実際にいなくても、イメージはわくのではないだろうか。 だいたいにして、おっさんである。 その分野の専門家というわけではなく、また、人より洞察…

ある思ひ出 2

そのAさん、私が中学生のときに、数学を教えてくれたことがある。仕事の合間に。 (上記の話は、高校に受かったあと、「ところで・・・」という話だった。) 私は言われるままに、学校の帰り道に会社の事務室に行った。 すると数学の問題集を渡され、「やっ…

ある思ひ出

このブログのメインの目的は「教育方法の開発」となっていたが、それももう完成を見た気がする。 なので、今後どうなるかわからない。 で、思い出話。 昔々、私が中高生の頃、母の勤め先に「数学のできる(できた?)人」(Aさんとする)がいた。 母は、勉強…

世界史の謎に挑む

あ、もちろん、「世界史という教科」さらに言えば「センターレベルの話」である。 前に、「燕雲十六州の何が大事なのかわからない」と書いた。 万里の長城の内側とは言え、広大な中国のほんの一部である。 が、そこに北京(正しく、将来北京になる場所)が含…

娘、革命と独裁についてしみじみ語る

「ク○ムウェルもロ○スピエールも、最初はみんなのために働いていたはずなのに、最後は 独裁者になったり、恐怖政治をしたり、どうしてそうなっちゃうんだろう」と言う。 そもそもクロ○ウェルやロベ○ピエールがみんなのためと思っていたのかどうか、私は知ら…

キモチワルイ

最近、「政治家の本音」とやらがメディアでやたら議論されているような気がする。 「本心では(・・・らしい?)」とか「本音では(・・・らしい?)」とか。 本心だの本音だの誰にもわからないし、議論すべきことでもないと思う。 年頃の男女が相手の本心を…

娘の科目感

物理はいつもまっすぐな愛をくれる。 化学はちょっと変人だけど仲良くなるとずっと仲良しでいられる。 数学はお高くていつも自分を見てないとすねちゃう。

「勉強のご褒美」について 最終回

ちょっと話を整理したい。 まず、おそらく誰もが望むことは、「子供の成績を上げる」だと思う。 私はキレイゴトは言わない。 しかし、そのためには、「子供を勉強好きにする」のが有効だろうと思う。 そして、そのためには、「勉強に対してご褒美を出す」は…

パレードを見た(もちろんテレビで)

あれを見てモヤモヤしない人は少ないだろうと思う。 このブログはそういうブログではないけれど、簡単に箇条書きくらいに書いてみようか と思ったのだが、箇条書きですら30項目くらいにはなりそうなのでやっぱりやめよう。 (日○人に言いたいことが20くらい…

我が家の事例

言いたい放題に偉そうなことを書いている気はする。 まあ、匿名ブログの気安さである。 しかし、ちゃんと誠実に書いているつもりでもある。 私も妻も勉強が好きで、子供たちは親である我々が「勉強する姿」を見てきた。と思う。 そして、その影響は(良い方…

「勉強のご褒美」について 3

もし、ご自分がキャッチボールを好きでない、また、得意でもない人が、自分の子供に キャッチボールをさせたいなら、どうすればよいだろうか。 もちろん、「もし、ご自分が勉強を好きでない、また、得意でもない人が、自分の子供に 勉強をさせたいなら、どう…

「勉強のご褒美」について 2

もし、万一、ご褒美で勉強が好きでなくなるようなことがあれば、本末転倒である。 そんなことがあるのだろうか。 私は、けっこうあるのではないかと思うのだ。 男の子の中には、キャッチボールが好きな子がいる。 「おい、キャッチボールやんね?」「おう」 …

「勉強のご褒美」について

最近、(再び)「子供に勉強させるのにご褒美を出す」という話を聞いた。 それに対する考察。 いつもにまして意味のないエントリーである。 はじめに結論を言うと「ご褒美には反対」である。 (もちろん、すでに実行していてうまく機能しているご家庭の方針…