2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

私家版・子供のための国語勉強法7

30年前の大学入試の国語の現代文で良い点を取るには、問題意識と それから派生する知識が必要だった。 問題意識とは、我々の社会がどのように成り立ち、どのような問題を 持ち、それ対してどのような解決策が試みられているのか、という ことへの関心である…

息子に読まれた

上の文を書いていたら、息子が覗き込んできた。 私は、いろいろな事情から、このブログの内容は子供たちに見せないでいた。 のだが、「どうして見せたくないの?」と言うので、理由を説明した。 (ここには書きません。) しかし、逃げたみたいになるのは嫌…

私家版・子供のための国語勉強法6

(現代のことはよくわからないけれど、それなりに推測したりして。) 私が「国語不得意 → 国語得意」になる過程で、気がつかされたのは、 国語は英文解釈のような、いわば「日本語文解釈」ではない、という点だった。 英文解釈なら、極めて表面的に、そこに…

私家版・子供のための国語勉強法5

高田瑞穂先生の「新釈 現代文」(p31)には、 問題意識とはつまり知識のことになります。 とある。(なんてすばらしいんだ!) そして、現代文を理解するためには、現代思想を理解しなければならない とし、現代思想の根底には、ヨーロッパの近代思想がある…

娘の帰還

すばらしい成果だった。 みなさま、ありがとうございます。

私家版・子供のための国語勉強法4

高田瑞穂先生「新釈 現代文」本文の最初の1行には、 現代文とは、何等かの意味において、現代の必要に答えた表現のことです。 とある。 私は、この1文に、心を打たれた。 高田先生は、現代文は、現代の必要に答えるものであり、読者を想定して いるからと、…

夏の大三角形

娘たちは、夏休みの自由研究のテーマを「星」にしたらしい。 それで、夏の大三角形(星がつくる三角形ですね)を紹介するのだそうだが、 「はじめ、夏の大三角関係と書こうとしたけどやめた」と言う。 夫婦で笑い転げてしまった。 (白鳥(カササギ?)は橋…

補足、というか、昔使った参考書

「新釈 現代文」をネット書店で調べてみたら、小林信明先生の「漢文研究法」、 小西甚一先生の「古文研究法」は、生き残っていることがわかった。 これらの本も私は大好きだった。(特に、漢文の方。) (そういうのを読むのは理系らしくないと言われた気が…

私家版・子供のための国語勉強法3

自分のブログを見直してみたら、去年の今頃も、国語の勉強法を書いていた。 「国語の先取り学習・先行体験」というシリーズで、結局、未完に終わったやつだ。 なんだか、進歩ねーなーとも思う。 が、子供たちは成長している。 そのせいか、私の関心も、「先…

終わっていく夏休み

娘に、「もう夏休みも半分終わったなぁ」と言ったところ、 「夏休みは長すぎる。もっと短い方がいい。もう飽きた」と。 え?そ、そうなの?なんというもったいないことを。 お父さんなんか、夏休み半年くらいほしいよ。 いや、なんなら2年くらいあってもいい…

私家版・子供のための国語勉強法2

私は、ある時期、国語が得意だった。 そして、まず、「それは、どういうことか」を伝えたい。 しかし、それは、実に、いやみな自慢話のようでもある。 (もちろん、そんなつもりは、まったくないのだが。) ということで、以下は、興味のある方のみ、どうぞ…

私家版・子供のための国語勉強法

私は、中学受験(落ちましたが)くらいから高校1年生くらいまで、国語に 苦手意識があったように思う。 (ぬぐいがたい社会科苦手意識は高校後半くらいから、去年くらいまで。) 正確に言うと、はじめから苦手意識があったわけでもない。 ・・・と言うか、そ…

国語の問題集

今年の夏休みのテーマは「理系の夏」だが、娘には、国語の問題集をはじめさせた。 これは、昔、息子にやらせたもので、たまたま、娘もはじめるタイミングだったのだ。 (だから、けっして、ブレているわけでは、ないんすよ、、、。) 私が、中学受験生時代、…

理系の夏

私の子供たちは理系である。 まあ、その、、、理系に見える。 が、それに甘んじて、最近数学・理科の勉強が足りなかったように思った。 (私は、自分が苦手だった社会ばかりやらせた。) しかし、やっぱり、数学・理科のてこ入れが必要だと思い始め、 今年の…

妻の教え、息子の講義

私の妻はときどき気の利いたことを言う。 たとえば、「教わるということはすごいことだ」。 これは、「教わる」のは、「自習する」よりずっと効率が良いという意味だ。 最初に聞いたとき、私は、なるほどと思った。 が、一方で、「でも、自分で本読んだ方が…

学力テストの結果の調査・分析

お茶の水女子大の耳塚寛明教授らが、学力テストの結果を分析したという。 毎日新聞と読売新聞のオンラインニュースで読んだ。 大変興味深い調査・分析だ。 もちろん、その結論が絶対であるわけでもなく、みなさん、自分のご家庭の 様子と比較したり、「いや…

名誉挽回

息子の最近の目標は「(陸上部の)女子部員に対する名誉挽回」だそうだ。 前回の大会では、息子は、奇跡的だと思うのだが、決勝戦に進出した。 その際、女子部員たちが、総出で応援していたのを、私は見た。 だから、息子は女子部員に人気があるのではないか…

天体観測

娘が、友達をよんで、天体観測をすると言い出した。 そこで、私が趣味で買っておいた星座の本(藤井旭さんのです)を見せて、 大学時代に使った双眼鏡と、最近遊びで買ったミニ望遠鏡を貸してあげた。 今日は、曇り空で、肉眼ではほとんど星は見えなかったが…

息子は4ビットに夢中

先日、本屋さんで、「大人の科学」(学研さんですね)の「4ビットマイコン」と いうのを見つけて、買ってしまった。 私は、C++(というプログラミング言語)の人なのだが、アセンブリ言語 (そういう言語、、、みたいな)もちょっと勉強してみよーか、でも、…

娘は大人?

最近、妻が、「AちゃんはBちゃんのことを好きでないのかも」と言った。 2人とも娘の友達である。 娘と私が2人きりのときに、ふと、それを思い出して聞いてみた。 「ねえ、AちゃんはBちゃんのことを好きでないのかな?」と。 すると、「ねえ。どうして、そう…