勉強に必要な資質

例によって、思い付きである。私の記述について、何も保証はしない。
 
「足が速いこと」はひとつの「資質」であると思う。
「足が速い」という資質があれば、当然、多くの陸上競技で有利だろう。
また、サッカーやバスケにも役に立つと思う。
 
辞書を引くと、資質という言葉は、「生まれつき」のことらしい。
「生まれつき」とは、「変更不可能」ということだろう。
しかし、私は、「努力で伸ばせるもの」に興味がある。
たとえば、「足の速さ」は、(「生まれつき」の限界もあろうが)訓練によって
向上させることができると思う。
そうすることで、スポーツ選手になったり、そこまでいかなくても、楽しんだり
することはできるだろう。
 
私は、ここで、「足の速さ」のように、「訓練によって(少なくともある程度は)
伸ばせる人間の性質・体質等のひとつの側面」を考えたいのだが、短く適当な
言葉を思いつかないので、やはり、「資質」という言葉を使うことにする。
つまり、「足が速いこと」はひとつの「資質」であると思う。ということだ。
日本語的には問題かもしれないが、ご容赦されたい。
(ちなみに、辞書によると、「性質」も「生まれつき」だそうだが・・・。)
 
そして、ここでは、勉強に必要な(伸ばしうる)資質を考えたいのだ。
 
ところで、足が速ければ、サッカーやバスケに有利だと思うが、それでは、
サッカーやバスケの選手は、特別に「足を速くする訓練」をしているだろうか。
私は知らない。
想像だが、している人もいるだろうし、「サッカー(やバスケ)の練習中に
自然に鍛えられるから、特別にはしない」という人もいるだろうと思う。
ただ、訓練をしようがしまいが、「サッカーに必要な資質」を知っていることは、
サッカー選手にとって重要なことであり、基礎知識だと思う。
また、子供が、サッカー(やバスケ)を本格的にはじめる前に、予備訓練として、
「走る訓練」をしておくことは、有意義なことかもしれない。
 
「勉強に必要な資質」というものがあったとしても同様である。
つまり、勉強選手が、「その資質を伸ばすための訓練」をすべきかどうかは、
その人次第だと思う。
するべきだと思えばすればいいし、必要ないと思えばしなくてよいだろう。
一応言っておくと、そんな訓練ばかりしても意味はないと思う。
サッカー選手は、サッカーをしてこそサッカーがうまくなるのであり、
勉強選手も勉強をしてこそ勉強がうまくなるのだろう。
ただ、「どんな資質が必要か」は、知っておいてよいと思うのだ。
 
で、もちろん、私は、正しく「勉強に必要な資質」を述べられるほど偉大ではない。
が、こう思うということを書きたい。
 
今回は、前フリだけで、続く。