発表会

今日は、子供たちと妻の某習い事の発表会。大成功だった。
 
発表会前、たまたま発見された息子の数学のテストについて、少しもめてしまった。
つまらない計算ミスをしてるので叱ったのだ。
「計算ミスを叱る」というのは、なんだが、まあ、これについては、歴史があるのだ。
が、あまりコタえていないようすなので、かなりしつこく追求してしまった。
すると、私が立ち去ってから、半泣き状態になってしまったようだ。
それから、通しの練習がうまくいかない。中断しては、「ダメだっ」と怒りまくる。
息子は、私に対してではなく、「自分に怒っている」というのだが。
さすがに、「発表会直前というタイミングは悪かった」と謝ったが、もう気持ちが
収まらない様子。「じゃあ、一発おとうさんの腹でも叩いてスッキリしてくれ」と
言うと、妻は、「そんなことしたら発表会に行けなくなる」。
息子は、「今の俺は手加減なんかできない。それをやったらオヤジは明日を迎えられ
なくなる」と、ギャグだかなんだかわからない怒り方。
結局、発表会会場近くのコンビニでアイスクリーム(これは謝罪やごまかしではなく、
前から約束していたもの)を食べるまで機嫌が直らなかった。
そんな状況だったので、かなり心配だったが、実際には、とてもうまくできた。
娘も妻も大成功。
娘は、はじめにちょっと変わったことをやったり、最後にニッコリしたり、
生まれ付いてのパフォーマーだと思った。
妻もこれまでで最高のデキだったと思う。多くの人にほめられたらしい。
(ちなみに、あくまで素人レベルの話で、ノーミスなどというものでもない。)
 
あとで、息子に「おまえはお父さんの嫌がらせに負けなかったじゃないか」と言うと、
ちょっと怪訝な顔をして、「あー、忘れてたよ」。ま、いいか。