勉強食わず嫌い

私には、かなり、食べられないものがある。
「ええ?○○が食べられないの?どうして?うまいよ。食べてみなよ」などと言ってくれる人も
いるが、食べられないものは食べられない。
そもそも、厳密な意味での「食わず嫌い」ではない。
私は、自分が普段食べないものをこれまでの人生の中で何度か食べたことがあるし、その大半は
おいしいということも知っている。
食わず嫌いというものは、決して、うまいかどうかで決まるのではないのだ。
(別に宗教上の戒律があるわけでもない。)
 
が、実際のところ、皆が食べるものを毛嫌いするのは、いろいろなところで不便だ。
せっかく善意で「うまいから」と勧めてくれる友人に、思わず、「じゃあ、君は、うまければ
毛虫でも食うのか?」なんて、憎まれ口を叩いてしまうのも具合が悪い。
(まあ、それは、私の性格の問題か。)
そういうわけで、子供が生まれると、私は、子供の前では、好き嫌いがないフリをした。
嫌いなものでも、「おいしい。ああ、おいしい」と言って、食べるフリをしたのだ。
(妻には、子供が好き嫌いをしないように、私が嫌いなものでも作ってくれと頼んである。
 ただ、どうも、遠慮がちではあるのだが。)
最近では、私の好き嫌いは完全に見抜かれているが、子供たちは、好き嫌いなく育ってくれた。
 
で、何が言いたいかというと、勉強でも、好き嫌いが出てしまう。という話がしたいのだ。
でも、以下、続く。