わかり方について

まあ、特に新しい話ではないのだが。
 
私のような典型的理系人間があることを理解しようとすると、次の図のように段階をおって
理解を進めようとすると思う。

大きな楕円が「わかるべきこと」であり、黄色い部分が「わかったところ」である。
ま、なんとなく。
 
この方法は基本としては重要だと思う。
(このようなやり方をウォータフォール型というと思う。
 上下が逆だが、「後戻りしない」という意味である。)
 
しかし、これだと行き詰ることもある。
それは、下図のように、どうしてもわからないところがあると、それ以上進めなくなるからだ。

この灰色のところが理解を止めているところ。
 
ここであきらめないことが肝要である。
と、言いたいのだが、いつもいつもそんなことを言っているのは効率が悪いのではないかな。
と、最近は思うようになった。
 
繰り返すが、最初に示したような考え方は重要だと思う。
しかし、どこかでわからなくなったら、段階を飛ばしてもよいのではないだろうか。

 
そう考えると、最初から、次のように進めてもよいのかもしれない。

 
(先に書いたウォーターフォール型とは、ソフトウエアの開発手法の1つの名前だが、
 こちらの方は、アジャイル型というものだと思う。)
 
もちろん、大事なことは、わかろうとすることである。
そうしていれば、いつか(わかるべきことは)全部わかるような気がする。
 
最後の図のように進める場合、「わかるべきこと」全体の把握が特に重要だと思う。