また本を読んだ

最近は教育本など読まなくなったのだが、先日立ち寄った本屋さんで見つけた本を
買って読んだ。
「要約力を鍛えるとどんな子も「本物の国語力」が身に付く」(野田眞吾著)
おもしろかった。
 
私よりずっと経験のあるプロの先生をつかまえてこう言うのは失礼千万だとは思うが、
敢えて言わせていただくなら、「先生、私も同意見です」となる。
これまでの何年間にもわたる研究の結果、私も、「国語教育の要は要約指導だ」と思っていた。
この本は、それを知らない人や疑う人向けに書かれているため、その説明の部分の多くは、
私にとって、「目新しい」ということはなかった。
しかし、要約の重要性をご存知ない方は、ぜひ読まれるとよいと思う。
 
一方、要約の重要性の説明ではなく、「要約指導の仕方」の部分もあり、これは文句なく、
「目新しい」ものだった。今後の参考にしたい。
 
で、思ったのだが、「国語の要約指導」がどこか「数学の指導」を思わせるものがある。
完全にパラレルではないのだが。
以下に書いておきたい。