もうひとつの記憶法? 7

「今日学校で何習った?」と聞く方法は、うまくいけば抜群の効果が期待できるが、
中学生以上に適用するのはなかなか難しい、と思う。
(お子さんが、小学生なら是非トライしてみてください。)
 
それで、「参考書(なり問題集なり)を前に語り合う」という案を出してみた。
学校の授業内容を聞くのと、目の前の本の内容を語り合うのとで、どういう違いが
あると言うのか?
それは、単なる、気持ちの問題である。
 
親が目にすることのない学校の授業について、親が聞けば、それはなんだか、
調査のように感じられるのではないだろうか?
つまり、「ちゃんと勉強してきたのか?」というような。
それは、親が自分を信用してないということだから、不快だろう。
一方、目の前にある参考書・問題集は、学校ではなく家でやるものである。
したがって、「それをどのくらいやったか」などと調査する必要はない。
だから、そういう誤解もないだろうと思うのだ。
 
その参考書を親と一緒に読めれば最高だ。
しかし、なかなかそうもいかないだろう。
その場合(たいてい、その場合だろうと思う)、たとえば、読んだところを印でも
つけるよう習慣付けておけばよいのだ。
そうしておいて、一緒に語り合えれば、それでいいと思うのだ。
 
一応、終了。
でも、この話は主に、英単語の話だった。
数学編はあり得ないのか、考察中である。