もうひとつの記憶法? 6

実は、ここからが本題。
 
それで、考えてみると、たとえば、教科書なり参考書なりを前にして
その内容を語りあってみてはどうかと思ったのだ。
ここまでが、長〜い前フリで、結論はたったのこれだけなのであるっ。
しかし、「これを書き留めておかねばならぬ」という思いがあったのだ。
 
たとえば、英単語を覚える場合、単語帳を繰り返すのが手っ取り早いと思う。
自分で実験して、それなりの結果も出た。
(息子には古文単語で一度やらせてみた。効果はあったと思う。
 その後、英単語は、私の方法そのものとは違う方法を使っているようだが、
 それはそれでいいと思う。
 自分にあったやり方というものがあるだろうから。
 なお、息子は、使っている単語帳に小テストがついていてそれを活用している。
 これはなかなか良い方法だと思う。
 「小テストをやる」というのは、「自分との会話」になると思うのだ。
 が、すべての単語帳に小テストがついているわけではない。
 それと、小テストをやり続ける強い意志か、仕組みが必要だと思う。
 娘は現在、学校指定の単語帳をその方法でやっていて、効果が出ていると思う。)
その上に、もうひとつ上乗せできような気がするのだ。
それが、「会話の併用」である。
 
私のやり方(というか、本で読んだもの)では、ひたすら単語帳を繰り返す。
最初の勉強方法としては、ベストだと信じる。
しかし、それだけを繰り返していると飽きる。
さらに言うと、惰性化することもあるかもしれない。
(それは、本人の自覚の問題だとは思うのだが。)
 
そこで、ある程度繰り返したら、その後で、その単語帳の中身について
語り合ってみたいと思ったのである。