もうひとつの記憶法? 4

「話して自慢できると覚える」という話をした。
とは言え、そうそう自慢なんかできないものである。
(いい年をしたおじさんを除く。)
 
しかし、まあ、そういう趣旨も込めて、会話をしたらどうだろうかと思う。
人は、何かを話しているとき、快感情を持つのではないだろうか。
それは、よ〜く自省してみるならば、「なんらかの自慢」になるからではないか?
まあ、その辺をえぐることが目的ではない。
とにかく、人と話すと気持ちいいと思う。
それを、暗記勉強に応用しようということである。
 
私が思うに、勉強には、孤独な側面がある。
何かをじっと考えたり、覚えたりするのは、個人の作業であり、誰かの力を
借りることはできない。
 
しかし、ずーーーっと孤独でいいかと言うとそうでもないと思う。
「勉強の気晴らし」という意味ではなく、勉強自体に、「人との交流」が
役に立つタイミングがあると思うのだ。
 
一応言っておくと、「子供たちが集まって楽しく勉強会」なんていうのは、
100のうち99まで勉強としての意味はないと思う。
「勉強会」という名前の遊びだろう。
私はそういう遊びを禁止する必要はないと思う。
みんなでテレビゲームをやるよりずっと意義のある遊びだ。
しかし、勉強の効果はさほどないだろうと思うのだ。
 
しかし、(「しかし」が多いですな。仕事の文章だったら、絶対こんなん
書きませんぜ。あくまでフリーなブログだからっす)私が言う「人との交流」は
そういう「遊び」ではない。あくまで、勉強である。
 
「遊び」にならないように勉強に「人との交流」を持ち込むことは簡単だと思う。
その場に「先生」(本当の先生や親など)がいればいいのだ。