子供の勉強に関する思考実験

たとえば、幼い子に、毎日家の周りを走らせたらどうだろう。
(簡単のため「家の周りグルグル」とよぶ。)
 
体力を鍛えるためである。
もちろん、安全に配慮し、雨風の日や体調不良の日は休ませるが、そうでないときは、
基本毎日やらせるとする。
それを長く続けたらどうなるだろう。
 
私は、「基礎体力のある強い子」に育つ可能性が高いと思う。
違うだろうか?
 
「それでスポーツ選手になれる」とは言わない。
スポーツ選手になるには、運と才能と努力が必要だと思う。
だから、「家の周りグルグル」を続けたくらいで、誰もがなれるとは思えない。
 
しかし誰もがスポーツ選手になりたいわけではない。
「基礎体力のある強い子に育ってくれればそれでよい」と思う親御さんも多いと思う。
そういう家庭において、幼い子に「家の周りグルグル」をさせることは大いに意義があると思う。
また、それは、スポーツ選手になる子にとっても貴重な基礎訓練になるのではないだろうか。
 
ここでは、簡単のため「家の周りグルグル」を取り上げたが、体力作りが目的なら、
それぞれの家庭で好きなやり方を選べばよいと思う。
たとえば、「竹刀の素振り」とか「キャッチボール」とか。
 
子供に毎日勉強させたらどうだろう。
 
頭を鍛えるためである。
もちろん、子供の気持ちを配慮し、体調不良などの日は休ませるが、そうでないときは、
基本毎日やらせるとする。
それを長く続けたらどうなるだろう。
 
私は、「基礎学力のある強い子」に育つ可能性が高いと思う。
違うだろうか?
 
「それで学者になれる」とは言わない。
学者になるには、運と才能と努力が必要だと思う。
だから、「毎日勉強」を続けたくらいで、誰もがなれるとは思えない。
 
しかし誰もが学者になりたいわけではない。
「基礎学力のある強い子に育ってくれればそれでよい」と思う親御さんも多いと思う。
そういう家庭において、子供に毎日勉強させることは大いに意義があると思う。
また、それは、学者になる子にとっても貴重な基礎学習になるのではないだろうか。
 
ここでは、簡単のためただ「勉強」と言ったが、それぞれの家庭で
好きな「勉強」を選べばよいと思う。
たとえば、「計算ドリル」とか「ひらめきパズル」とか。
 
続く。
 
どう続くかというと、こんなにも簡単なことを阻む理由についてである。