ノート私論5

少しランダムに。
 
・本は読み直さないのか
読み直すべきだと思う。
ただ、「普段はまとめノートを読み直し、ときどき本を読む」でよいかと。
もちろん、「ときどき」がどのくらいなのかは、状況による。
 
・市販のまとめ本
詳しい説明ではなく、はじめからまとめが書いてある本もある。
それが利用できれば、それでもよいと思う。
ただ、ノートには、「個人的なカスタマイズが可能」という利点がある。
(市販本には、「自分で書く手間がない」という利点がある。)
 
・作業ノートとの関係は
基本的に、作業ノートとまとめノートは分けるべきだと思う。
理由は、これまでの論で明らかかと。
しかし、いつでも例外はあると思う。
かく言う私自身が、「作業+アルファノート」を書いていたこともある。
高校時代の数学の問題集用のノートだ。
が、やっぱり、基本は分けるべきだ。
 
・作業ノートはどう書けばいいのか
単に作業すればいいだけだと思う。
ただ、作業の最中に、「あっ!これは重要」というようなことを思い
ついちゃったらどうしよう、ということがある。
それをあらためてまとめノートに書くのか、作業ノートに書いていくのか。
ケースバイケースだが、
 
 そういうことがたくさんある → 別途まとめノートを作っては?
 そんなにはない       → 作業ノートに書いてもよいのでは?
 
と思う。
「そんなにない」なら、まとめノートを作っても、あまり埋まらずに
終わってしまいそうだから。
上記の私自身が書いた「作業+アルファノート」とは、そういうものである。
ただし、問題集用ノートに書き込んだ「これは重要!」は、1冊のノートについて、
1、2箇所で、それぞれ数行程度だった(と思う)。
だから、別途ノートを作るのは効率が悪かったのではないか。
ま、どうでもよいですかね。
 
ここで、私の実践経過を報告したい。
私は、「現代数学概説1」という本を読んでいる。
現在、200ページほど(順序数を除く第3章まで)だが、その部分に相当する
まとめノートは、100ページほどになった。
本の200ページとノートの100ページでは大いに違う。
もちろん、それだけ省略しまくった(私にとって重要と思われることのみを
残した)結果である。
このまとめノートは、なかなか使い心地がよいように思う。
ただ、もう少し省略したノートを作りたくなって、実験してみたところ、
順序数を除く第1章75ページ分は、まとめノートで45ページほどだが、
さらに短くした超まとめノートでは11ページになった。
だからどうということではないが、雰囲気をお知らせするためである。
 
これにて大人の自習話はおしまい。次は子供の話。で、続く。