ノート私論

ノートについてはいろいろな意見があるようだ。で、私論。
前に書いたことと少しだぶります。
 
ノートは次のように分類されると思う。
 
・学校用ノート - 授業ノート
           |
           - 作業ノート

・自習用ノート - まとめノート
           |
           - 作業ノート
 
また、
 
・何度も見るノート
・一度書いたら(基本的に)もう見ないノート
 
という分類もある。
 
「授業ノート」はその名の通り(学校や塾の)授業で使うノートである。
「まとめノート」は、授業とは別に自習するときに書く「まとめ」のつもりだ。
もちろん、書かない人もいるだろう。
逆に、単なる「まとめ」以上に詳しいノートを書く人(参考書まる写しとか)や
「まとまらないノート」を書く人もいるかもしれない。
が、それらは少数だろうから、「まとめノート」と書いた。
「作業ノート」とは、問題解きや漢字の書き取りに使うノートのことである。
これは、チラシの裏(そんなものがあれば、だが)でもよいところ、ノートを
使っているというだけのことだ。
 
基本的に、「授業ノート」と「まとめノート」は「何度も見るノート」で、
「作業ノート」は「一度書いたら(基本的に)もう見ないノート」だろうと思う。
 
で、まず、授業ノートについて、少し語りたい。
親御さんの中には、最近の教育論の論調から、子供に良いノートを書かせたい
と思う方も多いかと思う。
もちろん、教育方針は、各御家庭で違うのだから、私が言うことでもないの
だろうが、私は、授業ノートの出来は、子供ではなく、その先生の個性に強く
依存すると思う。(と、前にも書いた。)
一応言っておくと、「良いノートを作れない授業をしている先生」がいたとして、
それが悪いと言っているわけでもない。(と、前にも書いた。)
 
なお、字の丁寧さなどに、親として意見をつけるのは自然なことだと思うのだが、
これについては、実は意見が割れると思う。
妻は、「字を丁寧に(そして、結果としてきれいに)書け」と言う。
私は、「ノートの字なんかどうでもいい」と言う。(そして、妻に叱られる。)
私は、字を丁寧に書いている間、思考が中断させられているように思うからだが、
これは、個性の問題かもしれない。
(実のところ、我が家は、私と妻で、うまくバランスが取れていると思う。)
 
続く。
 
なんと、「今の問題と遠い記憶」で書いた「名前と本文と・・・で、
何が一番重要?」の議論で抜け落ちてしまった「図」の話の補足でもある。
・・・はず。