自分と子供たちのための数学勉強法15

私は、反復学習を、厳密反復型、数値変更問題反復型、一般類題反復型に
分類して考え始めたが、さらに細かい分類を思いついた。
(いや、別に、偉そうに「私が発見した」ということではなく、単に、
 「そう思った」ということです。念のため。)
前回、「スピードを得るための厳密反復型」などと書いたものだ。
しかし、考えてみると、厳密反復型に限らず考察してみることもできるだろう。
それは、つまり、はじめの分類に加えて、「スピードを得るため」
「記憶を得るため(覚えるため)」「理解を得るため(理解を深めるため)」と
いう次元を加えて、マトリックスにして考えるということだ。
なんの根拠もなく、今の考えを書いてみると、次のようになる。かな。

  厳密型数値変更型一般類題型
スピードのため
覚えるため
理解を深めるため初期段階初期段階仕上げ段階
おお、なんだか、考察している感じだ。
上で○と書いたところは、「たぶん、この型が向いてるんじゃないかな」という意味で、
?は、「だめ」ではなく、「たぶん、よく考えるべき」という意味。
「理解を深めるため」の行は、「勉強の進行状況に応じてかな」と思って書いた。
が、これらは、「今なんとなく思う」というだけで、それほど深い意味はない。
ただ、考えるための枠組みを作っただけのことだ。