上記への補足

ところで、解析学というのは、数学の一分野だと思うのだが、これは完成した
ものなのだろうか?また、他分野の数学者はどう思っているのだろうか?
 
まったくの推測なのだが、大学1年生の私を教えてくれた解析の先生は、
「若くて優秀な研究者」のにおいをプンプンさせていたのだが、実は、
解析学を好きではなかったのではないかと思うのだ。
大学1年生のとき、そう思ったのではなく、今、思い返すと、そんな気がするのだ。
理由は、つまらなそうに講義をしていたからだ。
でも、そんことってあるのかなぁ?
 
ちなみに、私の知り合いで、某大学で微積分を教えている人がいる(工学系)が、
その人は微積分が好きで好きでたまらないようだ。
 
ところで、大学一年次のもうひとつの柱、線型代数の先生は、初老の先生だったが、
その最初の一言は、衝撃的だった。
「難しいことを教えても学生諸君にはわからないようなので、一番簡単な
 教科書で最低限のことしか教えません」。
確かに、そのせいかどうか、線型代数の方が、簡単だったように思う。
(おかげ様で、行列式の基本公式やJordanの標準形などは習わなかった。)
それぞれ、特徴があって、おもしろいなーと思う。