ワガママの今昔

最近、忙しい。
そのせいかどうか、ブログが進まない。
 
遠い昔、私は、中学受験に失敗した。
塾でずいぶん勉強したのに。
そのときの気持ちは、あまり覚えていないのだが、かなりがっかりして
いたらしい。
が、地元の公立中学に進むと、新しい世界でやることがいっぱいあって、
そんなことは忘れていた。と思う。
 
それから、中学2年のときだったか、急に高校入試が意識されてきた。
どこかの模擬試験を受けてみたところ、結果は、少しもよくなかった。と思う。
そこで、突然、あせりだした。
詳しい状況は覚えていないのだが、そんなことがあって、「とてもあせった」
という気持ちとその後の「事件」はよく覚えているのだ。
 
「事件」とは、私が、母親に(父親にも?)八つ当たりしたことである。
私は、「親が塾に行かせてくれないから、勉強ができなくなった」などと
言ったと思う。
母は、そんなことはないだろうという意味のことを言ったが、
強い口調ではなく、悲しそうな顔をしていた。
 
いやー。今思うと、なんと言うか、まあ、その、アレだったねー。
 
この話を、1年位前に、妻や子供の前で話した。
妻は、私の母の反応に驚いたようで、
「ひどーい。
 で、お義母さん、怒らなかったの?え?ほんと?
 やっぱり、お義母さん、偉いわー。」
私は、妻の反応に驚いたって。
 
しかし、まあ、もちろん、反省している。
今更、どうしようもないことだけど。
 
さて、最近、反抗期の息子に言われて傷つくことがある。
妻は、「それは、○○(息子)が、悪い」と言ってくれる。
まあ、実際そうだと思う。
が、息子のセリフは、どう考えても、上記の私のセリフと同質のものだ。
(私は両親の「非干渉」に文句を言ったのに対し、
 息子は、私の「過干渉」に文句を言っているのだが。)
 
まあ、その遺伝かな?