教育格差の続きのような

昨日、
> 残念なのは、「勉強が好きな子どもの集団」がほぼ存在しない、ということなのだ。
と書いた。
が、ちょっと言葉が足りない、もしくは、正しくないような気がしてきたので、補足。
 
私の中学校時代、いろいろな友達がいたが、数学好きの子供は1、2人しかいなかったかも。
そのうちの1人とは、「球の体積の求め方」なんかをずいぶんと語り合った気がする。
まあ、今思うと、ぜんぜん見当違いのことをしていたのだが、すごく楽しかった。
そんな思い出があるから、「勉強の好きな子供の集団」なんて考えてしまったのだが、
そういう友達はごくわずかで、私はラッキーだったのかもしれない。
私の時代でさえ1、2人だったのだから、この少子化の時代、勉強が好きな子の集団が
いなくてもしかたがないのかもしれない。
 
ただ、それにしても、「勉強が好きな子供」が、「楽しく勉強をする場」が少ないと思う。
「楽しく勉強する場」とは、学校であるはずだ。
が、多くの公立中学校は、深刻な状態にあるようだ。
先生が「静かにしろ」とどなり続けるような教室では、あるいは、もう先生があきらめて
しまったような教室では、勉強が好きな子供も、楽しく勉強なんかできないだろうと思う。
 
ちなみに、そのように学級を崩壊状態にさせている子供たちのうち、結構な数の子は、
スポーツクラブに入って、自分の好きなスポーツをエンジョイしているようだ。
なんだか、不公平だなーと思う。