先取り学習vs先行体験8

社会科編の続き。
 
社会科の場合、わかりやすい「先行体験」がある。
食材や製品、また、テレビを使った先行体験だ。
たとえば、ピーマンを食べるときに、親が
「あ。これは宮崎産だね。へー、宮崎県ではピーマンを作ってるんだ」と言う。
あるいは、服についてる「中国製」のタグを見たら、「ねえねえ、この服は
中国で出来たんだって。中国ってどこにあるか知ってる?」なんて言う。
あるいは、テレビを見ながら、画面に映っている土地の話をする。
そういうものだ。
これは、とても有効だと思う。
 
小学生高学年以上の先行体験(とでも言うべきもの)も、ちゃんとある。と思う。
アメリカ大統領選挙でも、高齢者医療でも、高学年でこそ理解できるだろうし、また、
高学年でこそ知ってもらいたい。そういうことは、テレビを見ているとたくさん出てくる。
ただし、これは、親の教養と関係があるかもしれない。
(そういう常識のない私には不利だ(笑うとこです)。
 また、かなりの忍耐力が必要だ。
 正直なところ、アンチョコがほしい。)
 
社会科、あと少しだけ続く。