先取り学習vs先行体験7(復活)

ちょっと元気が出たので復活。
数学の話ばかりしたので、別の科目で、最初は、そう、社会科。
私のトラウマ(笑)、社会科。
でも、とりとめがない。
 
社会科の場合、たとえば、「十勝平野では畑作が盛ん」という事実を習うのに、
学校より先が良いとも悪いとも言えないと思う。
学校で習う前に、塾やら何やらで習ったとしても、もう一度学校で習う頃には、
かなり忘れているだろう。
それなら、塾と学校で、同じことを何度も習うのはよいことではないか。
つまり、私は、社会科では、先取り学習容認派なのだ。
(もちろん、学校が先で、塾などが後でも同じだ。)
 
正確には、全科目とも、
 
 ・子供の成長に合わせ、
 ・学校を低く見ない・見させない
 
なら、先取り学習も悪くないと思う。これまでも、そう書いてきた。
ただ、(これも前に書いたが、)算数・数学では、この2つの条件を満たすことが
かなり難しく、指導者の強い精神力と工夫が必要だろうと思われる。
あるいは、最初から、多くの指導者は、私の意見に賛同などしていない。
(学校を侮蔑するような算数・数学の先生がいる。らしい。)
一方、社会科(や理科)では、上の2つの条件を満たすことは、容易だろうと思う。
塾の先生の意見が私の意見と違っていても、子供に「塾で勉強してても、学校の
勉強をおろそかにしてはいけないよ」と言えば、済むように思う。
(ちなみに、我が家では、今は、塾には行かせず、某○会の通信添削をさせている。
 ただ、まあ、前に書いたように、返送できず、たまりにたまっているので、
 「させている」と言えるかどうかは、かなり疑問だが。)
 
ところで、「中学受験」の問題を見て思ったことがある。
小学校での社会科の学習時間は、中学受験の全範囲をカバーするにはとても足り
そうにない。息子は中学受験をせず、また、娘もしない方向だから、中学受験は
我が家には関係い(ようだ)が、それならそれで、高校受験があるわけだ。
中学校での社会科の学習時間は、高校受験に足りるのだろうか。
これは、まだわからないのだが、私のトラウマから判断して、学校とは別に
勉強させてもよいと思う。先取りだろうと後取り(?)だろうと。
 
ここまで書いて思ったのだが、私は、数学に関しては、あまり受験を意識していない。
そんなことより、数学を「楽しんで」ほしい。もちろん、「現段階では」の話だが。
しかし、社会科については、徹頭徹尾、受験のことしか考えていないっすね。
私も常識ある社会人なので、「受験を離れた社会科の意義」というものがわからない
でもない。海外で何年か暮らしたことがあるのだが、そのとき、本当に、「学生時代、
社会科をもっと勉強しておくべきだった」と思ったものだ。
が、それはそれ。かな?
 
先行体験については、それほど書くこともないが、続きで。