「長期間の思考力の訓練」について

前に、「私は長期間考え続けるような訓練を受けていない」と書いた。
が、考えてみると、そのようなキッカケはもらっていたような気がする。
それは、中学受験塾での話だ。
 
塾長先生は、算数がお好きだったようで(算数の先生だったか?)、よく、訓話のときに、
「算数の問題は解けるまで何日でも考えるように」とおっしゃっていた。
それから、「風呂の中で突然思いつくこともあるんだ」などと。
私には、「それは無理」という気持ちと、「よし!そのくらいやってやろう」という気持ちの
両方があったように思う。
「何日も考える」なんてことが、子供の私に実際にできたとは思えないが、「やってやろう」と
そう思うだけでも、よかったのかもしれない。
(前に書いたが、「思考力の質」の話はしていない。
 私はたいしたことは思いつかないので、残念ながら「質」は、あんまりよくないのだろう。
 ここで言っているのは、「長期間考え続ける姿勢のようなもの」のことだ。)
 
だからどうということはないのだが、一応。