ちょっと思った事 補足

「手厚い教え込み」とは、何か?
 
「手厚い」と書いたのは、「生徒の様子をよく見る」ということである。
できてそうなら進み、できてなさそうなら待つ、という。
「とにかく面倒見が良い」「とことん面倒を見る」というのは、内心でそう思っている分にはすばらしいと
思うが、そのために「すぐ助ける的な態度」を取ることは良くない(はっきり言えば、悪い)と思う。
理由はもう書いた。
 
「これを覚えなさない」と「あとは手を放すよ」(卒業後の面倒は見れないから)は、絶対に必要だと思う。
 
できているかどうかはテストをすればわかる。
だから、頻繁にテストをすべきであり、時にはテストの点だけで判断する「非情さ」も必要だと思う。
テストで良い点を取らすには、「演習をやらせる」がベストだと思う。
 
ところで、テストとか演習とか言うと、嫌なものだと思っている人が多いのではないか。
余談だが、昔(私は成人していた)、ある先生が「ルールを破った生徒には罰として演習をやらせる」
という意味のことを言うのを聞いて仰天した。
演習って、罰だったのか?と。
しかし、そういう発想の人は結構多いのだろう。
 
テストや演習を「嫌なもの」と考える人がやらせるテストや演習は、それは嫌なものだろう。
しかし、私がやらせれば、それはそれは楽しいものになる。と思うのだ。
だって、一人紙に向かって考えて、それで何かが完成すれば楽しいでしょ?
 
以上が、私が思う「手厚い教え込み」である。