教育いろいろ2

大人が学習をするのは必要があるからか、趣味だと思う。
別に偉くない(笑)。
私などは、毎日趣味で勉強してるけど、妻には怒られてばかりだ。
 
子供がなぜ勉強をしないのか。
まず、小学校1年生から勉強しない人は珍しいと思う。
(子供の授業参観で元気あふれる算数の授業を目撃した。)
ただ、あるとき嫌いになる人が結構いるのだ。
 
その理由は、受動的な教育を受けたから?
知識の伝達・注入を中心とした授業を受けたから?
 
授業がわからなくなったから。
テストで良い点が取れなかったから。
家に帰ってしかられたから。

でしょ?
現実を見て話をしましょうよ。
 
もちろん、授業がよくわかってテストで良い点が取れて家でほめられていても勉強に
興味がないという人もいるだろうけど、ごく少数だと思う。
(いたとしても、「勝手にしたら?」くらいにしか思わないでしょ?)
 
最近の「教育改革」では、この誰の目にも当たり前の事が語られていないような気がする。
のだが、その実、こっそり考えてもいるような気がする。
それは、「学力を重視しない」ということだ。
想像だが、「テストの点を重視しない → 学力を重視しない」ではないのだろうか。
 
それは不幸な選択だった。
今後は学力も重視するらしい。が、まだ終わっていない。
ディベートとか学び合いとか、やっぱり、テストの点をうやむやにする方向ではないかと
感じられてしまう。
 
(「テストで良い点を取るのがそんなに偉いのか?」という人がいるが、
  それは「スポーツ大会で活躍するくらい偉い」と思う。
  それ以上ではなく、それ以下でもない。
  むしろ、「テストで良い点を取るのがそんなに偉いのか?」という人こそが、
  テストの点数に目がくらんでいるのではないだろうか。
  サッカー少年が気持ちよくサッカーができるように、数学少年が気持ちよく数学ができれば、
  私は満足である。)
 
それにしても「テストで良い点が取れない子を救う」のにはどうすればよいだろうか。
(ちなみに、個人的には「救う」のはお○迦さまなんかの仕事だと思う。
 人間がするのは「ケアする」くらいだと思う。)