私が上司を怒らせた事と娘の見解

(少なくとも日本では)「質問の形をした批判」が結構ある。
それで、先日の会議では「これは批判ではなく、純粋に質問なのですが」と断って、
上司の案に関して想定される問題とその対処法について質問した。
(「たぶん、こうなると思うのですが、どう対処するのでしょう」と。)
そしたら、かなりご立腹のようだった。
私は、最初の回答を聞いて、すぐに「わかりました」と言ったのだが、
「そんなことやってみなけりゃわからんでしょう」と言い続け、
書類で机をバンバン叩いておられた。
(私は、大抵の事は、やってみなくてもわかっちゃうんですけどね。笑)
 
で、その話を娘にした。
で、「質問って難しいよね」と言うと、質問という形で相手を批判するのは、
物事をはっきり言うことが推奨されない日本のスタイルではないかと言う。
 
「私はそれを小学校で習った」と。
先生が「どうして宿題をしなかったの?」と聞くから児童がその理由を言うと、
先生は「言い訳なんかするものじゃない」と怒ったそうだ。
(理由を言わずに謝ると「先生は理由を聞いているんです」と言われること
 もあるそうだ。うん、目に浮かぶ。)
 
「だからね、お父さん。その人(上司)は小学校でちゃんと教わったんだよ」と言う。