私の最近の勉強理論

もう打ち止めに見えたかの私の勉強理論。
実際、新しいことはもう何もないと思うのだが、最近考えたことをまとめておきたい。
 
人間は期待する生き物だと思う。
期待するからこそ生きられる。
しかし、期待が過剰になると、早晩どこかでストップする。
たとえば、バブルってそれだったのだと思う。
つまり、期待が過剰になった状態がインフレで、過小になった状態が・・・って、
まあ知らない話はよそう。
 
さて、人は自分に期待する。
「自分ならこれくらいできるだろう」と。
そういう期待がないと生きていけない。
しかし、その期待が現実離れして過剰になると、反転して絶望したりする。
絶望とは、期待が現実離れして過小になった場合のことである。
もちろん、それはそれでよろしくない。
(もしかすると、「期待を永久に過剰に持ち続けられる人」は幸せかもしれない。
 普通、そういう人は「躁」とよばれるらしいが、それはそれでつらいとも聞く。
 まあ、なんにしても、そういう人は少ない。)
 
問題は、自分の能力ではなく、期待が過剰になったり過小になったりすることで、
それを意識してコントロールすることが重要ではないかと思うのである。
 
精神論ばっかですな。
そうですな。
 
こほん。それで、勉強の話に戻ると、たとえば、10時間勉強したら、どのくらい
成績が上がるだろうか。あるいは、問題集を1冊やりきったら、どれくらい?
こういう質問にはっきり答えられる人は少ないと思うが、何も期待せずに
10時間勉強する人も、問題集を1冊やりきる人もいないだろう。
本当は、ちゃんと期待しているのだ。
しかし、その期待が過剰だったり過小だったりすると、問題が発生するのだと思う。
 
もう少し問題を単純化(本当は、抽象化)しよう。
たとえば、100努力したらいくつ成績(あるいは学力)が上がると期待するだろうか。
100だろうか。10だろうか。
ちなみに、「1を聞いたら10を知る」って人なら、1000ってことになる。
 
もちろん、これは単位をはっきり言っていないので、「象と1秒はどっちが大きい?」
みたいな質問である。(本当は、1秒の方が圧倒的に大きいけどね。)
しかし、あくまでメンタルトレーニング的に、考えてみるとよいと思う。
 
最近、娘の影響でよく聞くようになった女性シンガーの歌の一節「期待してんだぁ〜」を
思いつつ、続く。