理系のための世界史ぶっちゃけ勉強法1

「勉強法1」と書いたが続編の予定はない。なんとなくである。
 
前に、「地理の先生は、勉強家な上に心がキレイに違いない」と書いた。
未だに撤回する気はない。
歴史の先生はどうだろうか。
正直なところ、ちょっと性質の悪い方を見てしまった(ビデオ授業って奴で)。
が、まあ、おおむね、良い性格を持ってる人が多いと思う。
 
特に世界史の場合、たぶん、多くの先生は、公平意識を持っているのではないだろうか。
つまり、特定の勢力に味方するような価値観を押し付けないようにしていると思う。
(上記のビデオの先生を除く。)
たとえば、
 
・ヨーロッパや中国だけが大事なのではない。
・王や貴族だけが大事なのではない。
・政治だけが大事なのではない。
 
などという考えを持ち、また、実践されているような気がする。
 
同様な公平意識は地理の先生こそ強く持っていて、言葉は悪いが、「その考えに乗る」ことが、
結局、成績アップにもつながると思う。
(そう言うと、善良な地理の先生は悲しむだろうけど。)
ところが、世界史の場合、その公平意識からこそ、教材がややこしくなっているような気がするのだ。
 
世界史の場合、ぶっちゃけ、ヨーロッパと中国が大事でしょ?
(あと、まあ、西アジアとインドかな。)
ヨーロッパなら王様、中国なら皇帝が最重要人物だよね。
そうすると、世界史は、基本「王様たちの物語」だと思うのであるるるっ。
ところが、教材は、なるべくそうじゃなく見えるように作ってあるような気がする。
東南アジアあり、アフリカあり、また、文化の話もある。
 
いや、真意を隠す悪い人たちなのではなく、善意からの行為だと思う。
世界は多様であり、その多様性こそが重要なんだろうから。
 
しかし、、、ごめんなさい、世界史で良い点を取るには、やっぱり、「王様たちの物語」に
着目した方がよいと思うのだ。