数学がしたいです。

最近、娘は主に化学の勉強をしている。(まあ、あと英語。)
そんなに四六時中化学の勉強ばかりしているのかというとそうではなく、学校行事に時間が
取られて、勉強時間が極端に少なく、結果として、1日1教科くらいしか勉強することができず、
それで化学を選んでいるのだ。
 
それにしても、3年生のこの時期、まだまだ行事って。
しかも、進路指導の先生が、「秋までは一旦受験勉強をやめて体育祭に集中しなさい」と。
行事に無関心な生徒を今時は「アンチ」とよぶらしい。(ちょっと変だと思うけど。)
娘はアンチではない。むしろ、青春の1ページとしてがんばりたいと思っている。
それにしても、「高3の夏休みを行事に捧げろ、受験勉強はそのあとにしろ」と進路指導の先生が
言うことには衝撃を受けている。
 
公立高校あなどりがたし。
私は私立高校の出身で、よく「私立は受験に有利だよね?」と言われて、ムカついたもんだった。
行事は盛んだったし、「授業が受験用」と感じたこともなかった。
実際、使ってる教材とか、地元の公立高校と結構ダブってたし。
(公立高校がスタンダードで我々がオリジナルだったりはした。数○の教科書傍用の奴ね。)
しかし、娘の高校のやり方を見ていると、そう言いたくなる気持ちもわかるようになった。
いや、公立高校が悪いというのではない。
ただ、公立高校は本当にあなどれない、ということだ。
 
で、1日の勉強時間が(趣味的にやってる英語を除くと)平日1時間なのである。
繰り返すが、高3なのに、である。
で、その一時間、何に使うかと言うと、これまで結構世界史をやってきた。
「理系なんだから(笑)、世界史はちょっとゆるくしようよ」と提案はしていたのだが、
なかなか決着がつかなかったようで・・・。
で、今は主に化学と。う〜ぬ。
 
物理もときどきやっている。
そして、「あー、物理は癒される」と言う。
よしよし。それは実にいいことだぞ。
でも、その結果というかなんと言うか、数学の勉強時間なんかほぼない。理系なのに(笑)。
妻はやきもきしているが、まあ、とにかく時間がないんだから。
 
で、昨日、その娘が久しぶりに数学の勉強をしていた。
難しい問題のようで、うんうんうなってた。
「つらいのか?」と聞くと、どうやら、楽しいらしい。
「数学の勉強してると時間が経つのがわからない。もう数学の勉強以外したくなくなる」と。
そ、それこそ、理系の資質だと思うよ。
しかし、それはそれで、難しい問題をはらんでいるわけだよ。
 
がんばれ〜。