世界史と化学の記憶学習に関する個人的感想

もう、土日、ずっと世界史と化学の勉強をしている。私が。
脳みそがパンパンになった気がする。
それで、前にも書いたが、しみじみ「私はこれまで記憶学習から逃げていた」と思う。
 
で、雑感を。もちろん、たわごとであり、保証もない。
 
・世界史
とにかく、量が多い。そして、意味がよくわからない。
 
たとえば、教科書p25に「ホスロー1世が突厥と結んでエフタルを滅ぼした」とある。
エフタルはここが初出。エフタルって何?
と思って、索引を見てみると、p60に「グプタ朝に打撃を与えた」とあるだけ。
つまり、エフタルとは、世界史の教科書的には、グプタ朝ササン朝に打撃を与え、
ホスロー1世と突厥に滅ぼされた、というだけの存在。
そういうことを記憶することの「意味」について説明がほしい。が、そんなものはない。
で、最初は戸惑った。しかし、もう慣れた。
それどころか、こういう意味不明なエンカウンターが楽しくすらなった。
 
というわけで、世界史の記憶学習だが、「これらのすべてをとにかく覚えなくちゃいけない」と
言われたら、私なら追いつめられてしまうと思う。
いや実際、私は、世界史地理選択の受験だったが、確か追いつめられていたと思う。
受験生なら当然ではないか。
 
今は、ヘラヘラ笑いながら覚えてる。
「エフタルってさあ、"滅ぼされた"ってことだけで登場させられるんだよねぇ」とか。
で、覚えられないことがたくさんあっても気にしない。
受験生にそういう態度は難しいと思う。
しかし、そのくらいの気持ちの方が覚えられるようだ。
 
・化学
理系科目ですよね?
でも、どちらかと言うと、地理なんかに近いかも。
やっぱり膨大な暗記が必要。
ただし、これらの知識は世界史よりはずっと組織立っている。
ただし、組織立ってはいるが、物理のように一部のスキもない科目と並び立つと、むしろ、
「何がなんだかわからない」感がでてくる。
 
「覚えるべき範囲」は、世界史の場合は非常にあいまいで、そもそも出題者に
「これは必須知識で、これは違う」というようなコンセンサスはないような気がする。
物理の場合は大変明確に「ある」と思う。
化学の場合、まだ勉強中なので間違ってるかもしれないが、たぶん、範囲自体はあるようだ。
しかし、物理公式集のような化学公式集は(たぶん)存在せず、学習者を不安にさせる。
 
ただいずれにしても、化学の場合、世界史と違って、「確実に覚えるべきもの」は
はっきりしていると思う。フェノールの性質とか。
 
う〜ん、なんだかまとまらなかった。