英語の勉強について

「考えるということについて」の具体論である。
英語の勉強について。
 
実践英会話ならわかる。と言うか、得意満面で、このブログに何度も書いている。
じゃなくて、高校の英語、というか、ぶっちゃけ、受験の英語を身に付ける方法において、である。
よくわかりません。いや、ほとんどわかりません。
しかし、これこそが、我がブログの最終課題になりそうである。
これまでもそうだったが、このエントリーは、いよいよカオスであり、保証はない。
 
一般論はつまり以下のようなものだった。
 
 ・勉強は(暗記だけでなく)考えなければいけない。
 ・それぞれの分野について思考パターンがあるはずだ。
 ・その思考パターンを学ぶ方法もあるはずだ。
 ・それらはできる限りシンプルであるべきだ。
 
まず、一人ブレーンストーミング
英語(の勉強)に必要な思考パターンってなんだろう?
 
・英文は頭から読んでそのまま理解しなければならない。
「I love you.」は「私はあなたを愛してる」ではなく「私は愛してるあなたを」である。
 
・英文はそのままの順序で思い浮かべなければならない。
英語で愛の気持ちを伝えたいなら「私はあなたを愛してる」などと考えてはいけない。
「I love you.」が、このまま出てこなければならない。
実は、短文ならちょっとした訓練でできるようになると思う。
だって「I love ○○.」「I like ○○.」「I don't like ○○.」、あるいは、
「I want to ○○.」と言い続けていればいいのだから。(日本人は難しく考えすぎである。)
しかし、どうも、高校英語はこれだけでは乗り越えられないようだ。
 
たとえば、「最近の若者はやる気がないと言われているが、そのような言い方は古代エジプトにも
あったと言われている。若者を批判する前に、等身大の彼らを見るべきである」みたいな日本語を
英語に訳さなければいけないとか。
まず、「そんなこと、どうでもいいじゃん」「だいたい、等身大って何よ?」と思うのだが、私なら、
え〜と、They say young people don't try anything really hard these days. But I heard that
someone in ancient Egypt had said the same thing. It's funny, isn't it? We should understand
them as what they are. とでも言うだろうか。え?間違ってます?聞こえない、聞こえない。
でも、これでたぶん通じますぜ。
でも、高校では、もちっと日本語文に忠実に、もれなく追加なく、かつ、格調高く言わなければ
いけないのかもしれない。
 
困るのは、「ふと思いついて庭に出ると桜が満開だった。そう言えば頃合だったのだ。
桜の花びらが舞う中に、20年前に出たきり一度も帰っていない故郷が浮かび上がるようだった」
などという文章である。「もうどうにでもしてくれ」って思いません?
私なら、断固、I went out and saw cherry blossom. Yeah, it was spring. It reminded me of
my home I had left 20 years ago. で済ませる。
ただ、格調がどうであれ、高校英語でも「頭から思い浮かべる」は、はずせない基本のような気がする。
 
・主語と動詞をきちんと把握しなければならない。
日本人は・・・、まあ、いいですよね。
 
・英語は言葉でありコミュニケーションの道具だと理解すべき。
ということは、何か伝えたことや聞きたいことがなければ学べないと思うのだが。
 
・英文も文章であり、何か主張があるのが普通だから、それを理解すべきである。
これは上と同じことだと思うが、「読み」に重点をおいた場合のコメント。
 
続く。
英文は参考にしませんように。