高校数学の7つ道具 最終回

高校数学の7つ(というか、もっとある)道具の1つをしっかり身に付けよう。
ということである。
日曜大工なら、トンカチとノコギリとノミとカンナと・・・などと言わず、
まず、トンカチを(日曜大工のレベルで)極めよう、ということである。
 
それでは、何がよいかと言うと、人それぞれだと思う。
が、それでは話が進まないので、独断と偏見で言わせてもらうと、高1なら
「2次関数の最大最小」だと思う。高2なら「不等式と領域」だと思う。
 
それで、これも人それぞれだと思うが、自分なりのメニューを考えてみた。
それは以下の通り。
 
0 解説を読みたければ読んでもいいが、さっさとすます。
1 (厳選された)基本例題を解く。解けなければ、解答を熟読する。
2 基本問題から発展問題(入試のやさしい問題かその1歩手前レベル)を解く。
3 基本例題から発展問題までの「問題の進化」を見る。
4 基本例題のエッセンスを見つけ、記憶する。
 
これでこの分野がそこそこできるようになったとしよう。
そうしたら、同じ事を他の分野でやっていき、高校数学の全分野を征服
できたら、あらためて全体を俯瞰し、何が重要であるかを考えてみると
よいのではないだろうか。
 
終了です。