化学を勉強していて

娘は、最近、「化学がよくわかるようになった」と言う。
が、いよいよ定期テストで、問題演習をやってみたら、あれ、かなり厳しい?
で、だんだん、不機嫌になってきた。
 
で、「理系である以上、物理、化学、生物のうち2つはやらないとね」と言うと、
「私が理系とは決まってない」などと言い出す。
そのとき、たまたま、「○大のディープな日本史」という本を読んでいた
(娘の勉強を助けるためであ〜る)ので、その本の1題を読ませた。
「文系になるなら、そういう問題をやるんだよ。今は解けなくて当然。
 それにしても、いずれ解けるようになると思う?」と聞いてみた。
すると、「無理そう」。
 
「そうだろうそうだろう。お父さんはね。どういう勉強をしたらそういう問題が
 解けるようになるのか、見当もつかないよ。でも、化学の問題なら、ほら、
 そういう化学式をチマチマ覚えればいいんだから、なんとかなりそうだろ?」と
言ってみた。
すると、「そうだね」。
 
うんうん。そうだよ。
 
実を言うと、ちゃんと言ってないこともある。
まず、○大の問題と言えば、たぶん、一番難しい類のもんだろう。
文系の大学の社会の問題がすべて、そういう問題と同様ではあるまい。
それに、抜け道がないとは断言できない。
さらに言うと、「そういう化学式」と言ったのは定期試験範囲のものであって、
大学入試の化学の問題とは違う。
どういう勉強をすれば、大学入試の化学の問題が解けるようになるのか、
見当がつかないという意味では化学もいっしょなんだ。
だって、お父さん、お前がやってる定期試験の問題からして、解けないもん。
 
でも、言わないでおいた。
理系の妻も、大いに賛成してくれた。
そして、娘も「なんだか、ものすごく納得した」と。
うひうひ。