The Wizard of OZ

息子のリクエストで本を買ってきた。
ついでに映画も。なんせ、今、安いから。
 
そもそも「オズの魔法使い」は私の記憶の最古層にある物語だ。
私の幼稚園では先生方が紙芝居を見せてくれたのだが(普通そうですよね)、
その中で一番楽しみにしていたのがオズなのだ。
正直言って、ストーリーはわかっていなかったと思う。
ただ、緑色の大きな顔が気に入っていたのだ。
 
で、本の方は読んでないのだが、映画は見てしまった。
おもしろい!
本をちら見すると、映画と本は少し違う構成のようだ。
しかし、映画の構成、すばらしいと思う。
出演者の芸達者なこと。
 
調べてみると、ドロシーの女優さんは早くになくなったようで、残念。
しかし、個人的にとても気になった、体当たりの演技をした魔女の女優さんは、
その後良い人生をおくったようで、とてもうれしい。
Wikiには笑顔の写真が。
 
それで、本を読んでみようと思ったら、「はじめに」(著者でない人が書く)に、
「ドイツでオズの魔法使いと言うと、本ではなく映画のことである。
 その映画には、少女の格好をした大人の女性が出てくる」とあってぶっとんだ。
 
確かに、ドロシーちゃん、何歳なんだろうと話題にはなった。
で、「白人は、子供でも大人っぽい」というところで落ち着いていたのだが、
ドイツ人にも大人に見えるんだ、と思った。
しかし、彼女の演技と歌声は、不滅である。