息子の正義

息子も正義の人である。
 
たとえば、小学生の時の話。
意味もなくアリを踏みつけている同級生を見かけ、「やめろよ」と言ったという。
が、その同級生はそれを聞いてますます激しく踏みつけようとしたという。
そこで、息子は、彼を殴った。
 
大声で自慢する話ではなく、息子には厳重注意をした。
が、内心、ちょっとうれしかったりもしたのである。