ちょっと実情

上記のこと、実は、息子に関しては、部分的にはうまくいっている。
息子は、文化や社会について、高校生らしい知識と考察を持っていて、聞いてみると、
いろいろ語ってくれる。
大事な大事なかわいい息子である。
 
今朝は、「円安は日本経済にとってメリットではない」という話をしてくれた。
まあ円安の話はおいといて、息子がいろいろ語ってくれるのは、私が仕組んだのではなく、
自然にそうなったのだ。
この点、私はおおいに、喜んでいるのである。
世の中のことが全然わからん理系というのは困ったもので(私?)、息子がそうならなかった
ことは、本当に喜ばしい。
 
ただ、あえて「部分的」と言ったのは、数学(と物理)に関してそういう話があまりできない点だ。
息子と肝心要の話があまりできないのである。
 
その理由は、息子が私を数学・物理に関してはライバル視していて、まだ、ちょっと勝ち目の
なさそうな私に論戦をいどんで来ないからではないだろうか、と推測している。
微妙である。
まあ、本人は、「俺はもう親父など超えた」と言ってると思うけど。
 
昨日、娘にベータ崩壊の話をしていたら、横でなんとなく聞いていたようで、「ふ〜ん」。
いや、おまえが聞いてくれれば、お父さん、いくらでも話すんだけどな。
(アデノシンサンリンサンだかチャンリンシャンだか、そういう話は知らんぞ。)