校歌を歌いまくる

息子は行事で忙しく、家にいない。
私、妻、娘は、家にいる。
 
娘が、楽しそうに、自分の高校の校歌の練習をするので、つい、私も一緒に歌ってしまう。
どうも音程が違うらしいのだが。
古い学校の校歌っておもしろい。
一部、現代ではアレな部分があるのだが、それは現代風に解釈するのだという。
 
そんなことをしていると妻が、自分の幼稚園、小学校、中学校、高校の校歌を演奏する。
楽譜はネットにあるのだという。
妻を育ててくれた学校の校歌であるから、大変ありがたく、また興味深い。
のだが、対抗上(笑)、私も自分の小学校、中学校の校歌を歌ってしまう。
(誰も本当の音程を知らないので、こちらは問題なし。)
 
娘も小学校、中学校の校歌を歌う。う〜ん、いい声だ。
 
すると、なぜか妻が息子の高校の校歌まで演奏する。
いや、それは、私の高校の校歌でもあるのだが、それを演奏されると歌わざるを得ない。
しかし、娘の高校の校歌を覚えたいときにそれをやられると、頭の中がこんがらがる。
 
おまけに、Y浜市出身の妻は、Y浜市歌を歌う。
Y浜市民というのはものすごい人たちで、全員が市歌を歌えるのだそうだ。
息子の同級生のY浜出身者も歌えるという。
ほんと、「どんだけー?」な人々である。
隣のK崎市出身の私も、子供たちも、自分の市の歌など知らない。普通そうでしょ?
 
ところで、Y浜市歌は、途中で急に調子が変わって、宇宙戦艦ヤ○トっぽくなるのである。
そこで「おお、宇宙戦艦だ。ヤ○トが来るぞ」と言ってやるのがせめてもの抵抗である。