その後のお父さん塾

息子は高校に入るとほぼ完全に私の指導を拒否するようになった。
(今聞くと「そんなことはない」などと言うが、おいおい、
 何言ってくれちゃってんだね、君は。)
しかし、娘は、お父さん塾続行だそうだ。うひひ。
 
どうも、娘は、「高校にはギリギリで受かった」という感が強いらしい。
(私は、中位くらいだろうと思っている。)
だから、高校に入ってもちゃんと勉強するのだそうだ。いいねえ。
 
さて、そういうわけで、延命が決まったお父さん塾である。
 
お父さん塾のモットーは「学校と対立しない」「できる限り学校の
補完であり続ける」である。
で、早速、ネットで進学する高校のカリキュラムを調べてみると、、、
あれ、これ、ちょっと大学受験向きでないのかな?
あ、いや、まあ、そんなことないかな?
 
でも、大学受験で一番効きそうな科目が全部高3時に履修って、
あの、大丈夫なんすか?
そうか、それが普通なのか。
なにしろ、娘が切望した高校だ。悪いようになってるはずがない。
 
というわけで、お父さん塾再開である。
まず、高1では、基本、数英国だけかな。
実は、もう、はじめちゃった。
 
数学は「やわらかな思考を育てる数学問題集」、英語は「美女と野獣
(IBCオーディオブックス)」というCD付きの本、国語は川口淳一郎先生の
小惑星探査機はやぶさ(中公新書)」である。
 
数学の問題集は前に書いた通りすばらしいの一言。
美女と野獣は、ディズニー版が気に入っていたのだが、まあいいだろうと。
と思って読み始めたら、娘の奴、本を読みながら泣く。
いやぁ、英語の本を読んで泣けるってすごい。
国語のはやぶさ本は、わざと娘が苦手にしている「説明文」を選んだもの。
本当はひとりで黙読してもらおうと思ったのだが、難しいというので、
二人で丸読み(1文ずつ読む小学生の読み方)。
でも、川口先生、文章うまいのに感心。