息子の歴史に関する見解

息子と歴史(勉強としての歴史)について語り合っていた。
で、私が、「歴史って、けっこう、誰が誰を殺したって話が多くてやだよね」と言うと、
息子の奴、深くうなずいて、「俺たちが歴史として習うものは、主に政治史であり、
権力闘争史なんだ。だからおもしろくないんだよ」と。
 
ほう。
 
「たとえば、権力者にはそういう歴史がおもしろいのかもしれない。
でも、俺としては、文化史や思想史をやってくれる方が、ずっとおもしろいと思う」と。
ほうほう。
なんだか深い発言ですなぁ。
いや、ほんと、お父さん感心したよ。
立派に成長してるんだな。
 
そう言えば、私、最近、忙しくて頓挫しているが、ここ数年、数学史がおもしろいと
思っていたのだった。