掛け算の順序・その後

どうもよくない話題のようですが、はじめちゃったので、ここで終わらせます。
 
何年か前、子供たちが2人とも小学生のとき、掛け算の順序が話題になった。
妻は「掛け算に順序なんかない」と主張したが、子供たちは2人とも、
口をとんがらせて、「順序はある」と主張した。
「学校でそう習った」と。
私は、かわいいなーと思ったものである。
 
ところで、最近のこの話題の中で、「掛け算の順序を押し付けると算数・数学が
苦手な子になる」というのがあった。
一般論は知らない。
しかし、ウチの子供たちは、数学がとても得意に育ったことをご報告しておこうと
思ったのである。
 
で、今、もう一度、「掛け算に順序があるか」と聞いてみた。
子供たちは2人とも、はじめ「掛け算に順序なんてない」と答えた。
が、私が状況を説明すると、息子は思い出したと言い、娘はやっぱり思い出せないと。
で、彼らのコメント。
 
娘:
掛け算に順序があるとは思わなかったけど、お父さんの説明はわかった。
問題は、小学校の先生がどう説明したかだと思う。
もし、お父さんが言うような説明(「順序を教える」)をしたなら、
それを正解にすべき。
 
息子:
おやじの説明で思い出した。
確かに、そういう説明があることもわかる。
ただ、「3 x 2」を「2 x 3」と書いたものをバツにするかと言われると、
俺は「その答は保留」としか言いようがない。
正しいものにバツをつけることは、俺にはできない。
 
妻:
はっきり覚えてます。
あのとき、お父さんは、掛け算の順番を理解しない私をクソミソにバカにしました。
 
いやあ。
我が子たちは、ちゃんと育ってると感じるのである。