息子のバスケ

黒子のバスケにはまった息子。
体育の時間のバスケが楽しくてしかたがないらしい。
 
息子はバスケ部ではないが、運動部所属で、それなりに動ける。
そして、「バスケ部員にはかなわないが、自分はその次のレベルである」と
思っているらしい。
そうなると他のライバルは、野球部員などである。
そして、事細かに、そういう運動部員たちの弱点を語ってくれる。
(もと野球部員の私には「実に正確だ」と思える。
 たとえば、「野球にパスという概念はない」。ごもっともである。)
 
ところで、またおもしろいことを言い出した。
最近は、将棋部員をマークしているのだと。
将棋部員は、体が動かないが、頭がいい。
だから彼らは少し引いたところでゲームを見ていて、「パスの概念」を理解し、
今では、野球部員たちよりうまいタイミングでパスカット(相手のパスの横取り?)に
入る、というのだ。
 
ところがである。
彼らは頭がいいが、いかせん体が動かない。
だから、彼らのパスカットは、結局、ボールを下に落としてルーズボールにして
しまうのだという。
そこで、息子は、パスカットに入りそうな将棋部員を見つけ、彼がボールを落とし
そうなところで待って、まんまとボールを取ってしまうのだと。
 
いや、おもしろい。
 
が、妻は、「そんなことしないで、バスケ部員からボールを奪え」と。
いや、ま、それは、ちょっと、、、。いいんじゃないの?