娘の反撃

先日、勉強をしていて、つまらないミスをするから、ちょっと強くしかった。
という話を書いた。
翌日、娘の奴、むすっとしていて、「○○○○○○○○○○」と。
全文伏字です。字数もあってません。まあ、その、よくある古典的なセリフ。
 
古典的ではあるけれど、私はかなりショックを受けた。
「これは何が何でも言い聞かせなければ」と説明をはじめると、「わかった」。
それでもやめずに繰り返し説明すると、
「本当にそう思ったんじゃない。ただ、お父さんを攻撃するつもりで言っただけ」などと。
「攻撃なんかで言うことじゃないよ」とたたみかけると、「わかった」。
そして、「かえって大変なことになっちゃった。もう言わない」。
 
しかし私は粘着気質である。
夜寝るときまた、念を押してみた。「本気じゃないんだよな」。
すると、娘の奴、「うん。本気じゃないよ」。
それから、「でも、私が本気じゃなかったってわかってるんでしょ」。
 
え?そうくる?
私が「わかってない」と答えれば、それは、娘を信用していないことになる。
「わかってる」と答えれば、「じゃあ、何でまだ言ってるの?」となるだろう。
返答につまった。
さすが妻の娘。なんと高度な心理戦だ。