家庭における数学学習法

「どんな風に子供と数学の勉強をするか」ということである。
もちろん、私の思い込みである。
 
たとえば、子供がある分野の問題を解けなかったとしよう。
子供は勉強中の身であり、当然、そういうことは起こる。
そんなとき、どうすればいいだろうか。
 
たぶん、
 
 例題を考えさせ、解いて見せ、類題を数多くやらせ、身につけさせる
 
ということになると思う。
バリエーションがあるのは、どこにどれくらい時間を割くかだ。
ゆとり教育なら、「自分で考えること」に多くの時間を割くのだろう。
(あるいは、最後まで、自分たちだけで考えさせる?)
一方、受験塾なら、その辺はさっさと終わらせて、類題解きに時間を割くと思う。
 
では家庭では?
幸い、今はさまざまな問題集が手に入る。
だから、どんな方法でもできそうである。
 
ゆとり教育方式は、一見、「すばらしい教育」のようだが、本気でやらせるなら、
時間がいくらあっても足りないだろう。
なんにしても、類題をやる時間が少なくなるのは明らかだ。
それを教室でやりきらせるということは、ほぼ不可能だったのではないだろうか。
受験塾方式は効率がいい。私が塾講師をしていたときもこのやり方だった。
しかし、受験期でない今、効率自体にあまり意味がない。
 
さあ、どうすべきか、である。
続く。