誰も聞いてくれない・・・

会社などで他人の子供の年や学校に関心を持つ人はマレだろう。
ところが、同世代の子供だと、ちょっと違う。
情報収集・・・とまでは言わないが、あちらのオウチではどうしてるんだろう、
と興味を持ってしまうものである。
 
で、今年、1月頃、Xさんとの会話。
Xさんは、会社の同僚で、うちの子よりちょっと年下のお子さんをお持ち。
カッコ内は私の気持ち。
 
Xさん「○○さん(←私)。お子さんは中2でしたっけ?中3でしたっけ?」
私 「あ、中3です」(わざとらしいフリをありがとうございます)
Xさん「えっ。そうですか。じゃ、今年、受験?うぁ、大変ですね」
私 「ええ、大変です」(ほんと、大変です。で、この話題、やめません?)
Xさん「えーと、すると、△△高校ですか?□□高校ですか?」
私 「え?はあ、まあ、いろいろです」(Xさん、ダイレクトアタックすぎ)
 
△△高校とは、近くの県立高校だが、息子が中1のときに、そのスジの人に
「息子さんの成績(内申)では向いてないですね。私立を受験しては?」と
言われた高校であるっ。
(あ、もちろん、「向いていない」は、婉曲丁寧表現である。わかりますね?
 その晩、私は妻と真剣に話し合ったものである。
 息子の成績は上がるのか、私立受験を考えるのか、と。
 その後も、なぜか、「息子さん(の受験)は、△△高校?」と聞いてくる
 人が多かった。)
 
私も同様のことをしているので、Xさんに他意はない。
また、Xさん以外にも、関心を持っている人々がいることも知っている。
 
それは、いい。が、しかあしっ。
3月にどっぷり入り、受験ももう終わっただろう、という頃になると、
なんと、誰も聞いてくれない。「受験終わりました?どうでした?」と。
「とうとう終わりました。ちょっと遠いけど、高校決まりましたっ」と
言いたくてたまらないのに。
 
ま、いいんだけどね。