やっぱりヨ○ミネ式買って読みました
おもしろかった。
ただ、やっぱり、「3歳過ぎたら抱きしめるな」など、賛成できないことも多い。
ここで、個別のことを書くのは控えるが、1点だけ。
著者は、「子供に勉強を教えてはいけない」と盛んに書いている。
ところが、一方で、「教える話」を盛んに書いている。
(実際、本当に何も教えないのなら、「教えるな」の一言だけで終わるはずだ。)
これは、「自己申告」「言葉遣い」の問題だと思う。
文脈から判断するに、
・何かをやるように導く
・教材(問題など)を与える
・課題を与える
・できるまで待つ
・質問されたら答える
・できたらほめる(認める)
ということは、「教える」に含まれないようで、盛んに推奨されている。
ように思える。
ちなみに、私にとって、上記のすべてが「教える」である。
その中で、一番時間をかけているのは、「できるまで待つ」であり、
これこそ、教育の本質的部分だと思っている。
(したがって、言葉遣いが違うだけで、この辺は、同意見なのだと思う。)
これは、著者への批判ではない。
要するに、「言葉」は人によって違うということだ。
(なお、妻も子供たちも、「お父さんは待ってくれずに答を言う」と言う。
この辺にも、「自己申告と他者からの評価のズレ」の問題があるかもしれない。
が、私が答を言うのは、「ほどよくプレッシャーをかけるため」である。
私は、子供の様子をじっと見ていて、「あ、答がわかったな。
あ、答を言うために息をすったな」と思うタイミングで、意地悪く、
答を言って、「答は○○。残念。タイムオーバーでした」なんて言う。
そして、「今言おうとしたのに」と激怒しまくる子供がかわいかったりする。
あれ、書いてみると、やっぱり、ヘンなオヤジ?)
実際のところ、ヨ○ミネ式は、家庭教育法ではなく、保育園・幼稚園の教育法であり、
そういう園に子供を入れるか入れないかということだと思う。
もし、近くにそういう園があったら、入れようかどうしようか、かなり迷ったと思う。
なお、妻に言うと、「え?やっぱり買ったの?じゃ、あとで見せて見せて」と。
ので、見せたところ、表紙を見てから、ぶすっとした声で、
「え?10歳までに・・・、じゃあ、うちには関係ないじゃん」。
いや、だから、最初からそう言ったじゃんよぉ。